卵巣嚢腫と私15 術後診察

火曜日に退院して一応日常に戻った私。
木曜日には隣の市のハローワークまで認定を受けに行ったり週末には家族でクリスマスパーティーをしたりとバタバタと過ごしました。

そういえば手術の後主人にはきちんとP先生から説明があったらしく(帰宅してから聞いた)取り出した卵巣嚢腫も見せてもらったそう。瓶の中にホルモンみたいのが入ってたと。まあある意味ホルモンですけどもっとなんか具体的なことはないのかな?

あけて月曜日。この日の15時から診察に。
何やかんや言っても取ったものが何者だったのか行くまでわかんないわけですよ。一人で行ったのですがもうほんとにガクガク…

病院日記、週末に入院費用の請求書が来ていたので先に精算。個室代金諸々合わせて16万とちょっとでした。高額医療費助成を出しておいてこの金額です。
パジャマやタオル、小物類もレンタルしたのですがそれはまて別口で請求書があるそうです。

そして婦人科の廊下で待つこと30分くらい。
この間に主人からどう?ってLINEがきたけれどそれどころじゃない心境。
呼ばれて診察室に入るとお久しぶりのS先生。ほんと。何なら先月の術前検査以来にきちんとお顔を拝見します。てっきりP先生なのかと思ってた。大学病院のシステムが最後までよくわからない。

椅子に座るとパソコンでいきなり開腹した術野を見せられます。なるほど。
そして病理の結果は…

S先生「今病理結果画面に出しますね。えっと。あれ?あれ?出ないな。なんで…」
あーもう。知ってるんだろうからまず口頭で良くない?ななになになんなの?S先生相変わらず人をドキドキさせます。

S先生「出た出た。粘液性嚢胞腺腫。良性ですね」

良性!やったぁ!

緊張がとけて。涙出そうでした。

その後内診。中も問題なし。
気になるところと言われたのでおへその傷だけ治りが悪くて痛みがあるとというと何故かおへそをぎゅむーと押されて悲鳴をあげてしまいました。なんで!痛いって言ってるじゃん!
S先生は淡々と抗生剤の塗り薬出しときますのでプチュッとおへそに入れてくださいだと。あぁ。はい。

S先生「これで治療は終わりです。」
え?退院して1週間しか経ってないけどもう来なくていいの?何かしちゃいけないこととかは?
S先生「はい。しちゃダメなことはないです。何かあったらかかりつけでフォローしてもらってください」
運動とか飲酒とか別にいいんだ。
1か月後検診みたいなのあるかと思ってたので拍子抜け…
もうお世話にならないようなるべく気をつけます!と伝えるとS先生初めて声を上げて笑ってくれました。
独特の雰囲気で戸惑うこともありましたがお世話になりました。

お会計をして家族になって結果をLINE。
ホッとしながら家路につきました。

後日保険請求のために聞くこともあってかかりつけの婦人科にも行きました。もちろんフォローしてくださるとのこと。

これにて長きにわたる卵巣嚢腫と私のお付き合いはとりあえず終了となったのでした。

年末年始は楽しく飲酒。年が明けてからはランニングや筋トレをしてますが体調はすこぶる良いです!

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