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ノバレーゼのご紹介(事業編)

こんにちは。
株式会社会社ノバレーゼ IR担当の岩井です。

今回は、『ノバレーゼのご紹介』シリーズ第2弾として、当社の事業について改めてご紹介いたします。概要について、すでにご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、今回は普段あまりご紹介する機会のない、それぞれの部門の起源やエピソードトークなどについても記述いたしました。

創立から20年以上が経過してなお、私たちが提供するサービスや空間が、たくさんのお客様に喜んでいただける理由や背景、そして各事業や部門における今後の展望を少しでもみなさまにお伝えできれば幸いです。


はじめに ー事業内容・構成についてー

私たちが展開している事業は、『ブライダル事業』と『レストラン特化型事業』の2つに大別されます。さらに、ブライダル事業は『婚礼プロデュース部門』『婚礼衣裳部門』『レストラン部門』の3部門で構成されています。各部門における構成比率は、下図をご覧ください。

※ご参考:2024年12月期 第1四半期決算説明資料(P.3)

ブライダル事業/婚礼プロデュース部門

2000年の創業から現在に至るまで、当社のブライダル事業の主軸を担い、成長を遂げてきたのが婚礼プロデュース部門です。実店舗をまだ所有していなかった創業当初、他社の結婚式場の婚礼プロデュースを行なうサービスから当社のブライダル事業はスタートしました。なお、自社開発による初の直営ゲストハウスは、2003年に開業した『アマンダンテラス』(名古屋市天白区)です。

アマンダンテラス(名古屋市天白区)
アマンダンテラス(名古屋市天白区)

当時、貸切空間で結婚式を実施できるゲストハウスウエディングが流行の兆しを見せるなか、白亜の豪邸をモチーフとした欧米スタイルの建築が人気だった時代に、モダンでスタイリッシュな当社のゲストハウスは、他社とは一線を画すものでした。

私が学生時代、ちょうど就職活動の時期に『アマンダンブルー鎌倉』(神奈川県鎌倉市)が開業しました。ブライダル業界に疎い私でも、当時写真で見た『アマンダンブルー鎌倉』の建築美や圧倒的なロケーションに対する驚きと感動は、いまでも鮮明に覚えています。開業から13年が経過してもなお、その美しさは色褪せていません。

アマンダンブルー鎌倉(神奈川県鎌倉市)
アマンダンブルー鎌倉(神奈川県鎌倉市)

集客力および顧客満足度の向上を目的とした改装や家具・ディスプレイの更新等は適宜実施をしていますが、それらに必要とする投資額は業界平均では低い水準にとどまります。大きく手を加える必要がなく、流行に影響されない普遍的な価値を有するデザイン性の高さこそ、長きにわたり私たちのゲストハウスが多くのお客様に愛され続けられる理由なのだと改めて感じます。

※ご参考:2024年12月期 第1四半期決算説明資料(P.26)

ブライダル事業/婚礼衣裳部門

ゲストハウスに先駆け、2000年に当社初の実店舗として誕生したのが、ドレスショップ『NOVARESE名古屋』(名古屋市中区)です。NOVARESEブランドで取り扱うウエディングドレスがすべてインポートであるという点は、開業当時からいまでも変わりません。『NOVARESE名古屋』の開業当時は、まだまだ知名度も低い状況だったものの、ドレスコーディネーターたちには「必ず成功する」という確信があったようです。

NOVARESE名古屋(名古屋市中区)

洗練されたシルエットが特徴的な、花嫁様のことを本気で考え海外のアトリエで丁寧に制作された上質なウエディングドレスは、徐々にお客様からご支持をいただけるようになりました。花嫁様のハレの日を彩る大切な衣裳だからこそ、本来の魅力を損なわない状態でウエディングドレスを提供するために、少ないものであれば3~5回という厳しいレンタル規定回数を設けて品質管理には徹底的にこだわり抜く姿勢も、この頃からずっと大切にし続けています。

目先の利益を優先せず、新郎新婦のおふたりが特別な結婚式の一日を美しい姿で心地よく過ごしていただけるよう、品質にもこだわり尽くしたウエディングドレスとタキシードばかりが店頭に並ぶなか、事業としても収益性の高さを両立させていることは、当社ならではの強みです。

※ご参考:2024年12月期 第1四半期決算説明資料(P.44)

ブライダル事業/レストラン部門

レストラン部門は、結婚式で提供する料飲に関連する『婚礼飲食』と、平日のランチ・ディナーや定期イベント営業のか、法人宴会などに関連する『一般飲食』に分類されます。

当社では、一部の店舗で平日にレストラン(ランチ・ディナー)営業を、クリスマスなどの特別な期間には多くの結婚式場でレストランイベントを実施するなど、結婚式以外の機会にもゲストハウスにお越しいただける機会を創出してきました。しかしながら、2019年以降は新型コロナウイルスの感染拡大により、レストラン営業は一旦停止せざるを得ない状況となりました。そのような厳しい期間でも、私たちノバレーゼの『宝』であるスタッフの雇用を守り抜きました。

それらの取り組みが奏功し、コロナ禍を乗り越えた現在では、急速な法人宴会等の需要増にも対応できる体制を構築することができており、順調に利益を上げています。さらに、通常のレストラン営業店舗を拡大するだけでなく、期間限定でパフェイベントやビアガーデンを全国的に展開するなど、従前よりも定期イベントの企画を増加させることで、ゲストハウスの平日稼働向上に大きく寄与しています。また、地域のお客様にお越しいただく機会を数多く創出することで、結婚式における潜在顧客層への認知拡大や、将来の受注獲得にも貢献するものと考えています。

※ご参考:2024年12月期 第1四半期決算説明資料(P.27)

レストラン特化型事業

最後に、2018年に誕生した子会社『株式会社ブロスダイニング』が率いる、レストラン特化型事業をご紹介します。『株式会社ブロスダイニング』は、当社の執行役員 兼 統括総料理長でもある鈴木が率いる、レストラン営業に特化した店舗を全国に展開する企業です。鈴木自身がこれまでに培った確かな経験と実力から生み出される本格的な懐石料理をはじめ、創作和食、イタリアン、居酒屋業態など、幅広いジャンルでブランドを展開しています。

2024年7月開業の『創作Dining SHARI 流川』

7月1日には、中四国エリア随一の繁華街である広島県の流川に、『創作Dining SHARI 流川』をオープンしました。また、12月には大阪なんばに開業予定の、地上40階建ての超高層タワーホテルとなる『アパホテル&リゾート 大阪なんば駅前タワー』のホテル内にカフェ業態のレストラン特化型店舗を出店するなど、出店エリアを拡大します。

2024年12月期においては、インバウンドおよび法人利用の需要回復にも後押しされ、前期比で売上高・来客数ともに大幅増を記録しています。引き続きさらなる需要獲得に向け、メニュー開発や集客施策強化に努めます。

※ご参考:2024年12月期 第1四半期決算説明資料(P.28)


引き続き、さまざまなテーマで、ノバレーゼのことをより深く知っていただけるような記事を発信したいと考えております。ぜひご期待ください。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


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