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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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2022年2月の記事一覧

スティング『ザ・ブリッジ』

☆mediopos2661 2022.2.28 『ニューヨーク9番街57丁目』(2016年秋)以来 スティングの約5年…

KAZE
2年前
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武田梵声『野生の声音/人はなぜ歌い、踊るのか』

☆mediopos2660 2022.2.27 野生の力が 失われつづけている わたしたちの声・言葉・歌・踊り…

KAZE
2年前
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中谷 宇吉郎『科学と人生』〜「科学のいらない話」

☆mediopos2659 2022.2.26 「雪は天から送られた手紙である」 という言葉で有名な中谷宇吉郎…

KAZE
2年前
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四元 康祐『日本語の虜囚』/シンポジウム「詩の翻訳、詩になる翻訳」

☆mediopos2658 2022.2.25 ドイツ在住の詩人の四元康祐は 「詩は翻訳、翻訳は詩。  これら…

KAZE
2年前
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セバスチャン・ボー, コリーヌ・ソンブラン『シャーマン 霊的世界の探求者』

☆mediopos2657 2022.2.24 シャーマンとは トランス状態になることで 霊的存在や超自然的存…

KAZE
2年前
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雨宮雅子『斎藤史論』/『斎藤史全歌集/昭和3年〜51年』/富岡幸一郎「昭和の思想力 …

☆mediopos2656 2022.2.23 今年も二月二十六日が近づいている いうまでもなく昭和十一年に起…

KAZE
2年前
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日髙 敏隆『人間は、いちばん変な動物である/世界の見方が変わる生物学講義』

☆mediopos2655  2022.2.22 「人間はいちばん変な動物である」と 最晩年に講義したのは日髙敏隆氏である (2009年に亡くなっている) その変なところを考えることが 「世界の見方」を変えることにつながっている 主に引用してあるのは最後の第12講と第13講 「イマジネーションから論理が生まれる」 そして「イリュージョンで世界を見る」からだが イマジネーション(想像)は「思いつき」 イリュージョン(錯覚)は「思い込み」のこと 「思い込み」は錯覚なのだけ

蜷川 順子編 『ハート形のイメージ世界:見えるものと見えないもの』

☆mediopos2654  2022.2.21 冬季オリンピックをみていても 選手たちがカメラの前で 手でハー…

KAZE
2年前
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佐藤麻貴「変化への順応と抵抗の礎となるもの」((『未来哲学・第三号』)・九鬼周造…

☆mediopos2653  2022.2.20 現代社会のシステムは 「無声の暴力」に満ちている その暴力と…

KAZE
2年前
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高桑 和巳『哲学で抵抗する』

☆mediopos2652  2022.2.19 哲学することは誤解されやすい 本書では共通理解のための前提と…

KAZE
2年前
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新谷尚紀『神社とは何か』/佐藤弘夫『日本人と神』

☆mediopos2651  2022.2.18 日本の神社のもっとも古いかたちは 「もり(杜)」への祀りであ…

KAZE
2年前
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西田 知己 『「新しさ」の日本思想史/進歩志向の系譜を探る』

☆mediopos2650  2022.2.17 言葉は変わる 現在使っている言葉の多くには それなりの歴史的…

KAZE
2年前
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『高橋英夫著作集 テオリア5  西行と芭蕉』/高橋 英夫『ミクロコスモス・松尾芭蕉に…

☆mediopos2649  2022.2.16 高橋英夫著作集の第五巻目は 西行と芭蕉である (2冊分が収めら…

KAZE
2年前
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トム&デイヴィッド・チヴァース『ニュースの数字をどう読むか ――統計にだまされないための22章』

☆mediopos2648  2022.2.15 「統計」そのものがもつ問題や信憑性は とりあえず置いておくとしても ニュースで報道される「数字」は とくに「見出し」に見られるように ほとんどのばあいその文脈や根拠 そして他データとの比較がなされることは少ない わかりやすさと強い印象づけのためだ そして多くは伝えたい「結果」ありきで わかりやすく見える「数字」だけが示される そこには視聴者がそれをもとに考えていく視点はない その背景にあるのは 視聴者の科学信仰とメディ