【パパのかんたん料理レシピ】スーパーの牛肉(特売品可)で作るステーキ
「パパのかんたん料理レシピ」なんて言ってますけど、あえて公開するような内容のものでもございません(笑)。料理の苦手なパパ達にお送りする想定をしているので、当たり前でしょ!的な表現も多々あります。アルゼンチンで手に入る食材だけで仕上げていますので、あまり過度な期待はせずにお読みいただくことをおすすめします。
1.まずは前提条件の設定
例えば、ワンルームの小さいキッチンやオール電化のキッチンでステーキを焼くことが難しいとお思いの方にご覧いただきたいレシピです。システムキッチンがあって、庭でBBQができる条件の方には必要のないレシピのご紹介となっています。
アルゼンチンに来て、まずキッチンに必ずオーブンが付いていることに驚いたんです。Asado(アルゼンチンのBBQ)という文化があるせいか、集合住宅でもオーブンがあることが当たり前になっているって、日本で言うなら魚焼きグリルが備え付けである、みたいな話。
その割に、キッチンの火口が4口ある割には火力が不十分なレベルだったりもする。そんな状況だけど、日本でもワンルームなら火口1つなんてこともあるし、オール電化ならそもそも直火がないなんてこともある。そんな時、スーパーで特売のステーキ肉に出会い、家でもワイルドにステーキを焼きたいって思ったらどうするのかと勝手に状況を想定してみた。
2.肉を買わなきゃ始まらない
アルゼンチンは牛肉大国ってことであちこちにお肉屋さんがある。しかも、牛肉を骨付きで買うことができてスジや脂身もそのまま調達できる。日本でも、こういうワイルド牛肉がスーパー(ハナマサとか?)で「半額」とかになってると、一瞬「おっ!」って二度見までしたのに買うのを諦めた経験がありませんか?
ここでは骨付きのサーロインに近い部分のBife Anchoという部位、比較的安価だけどスジもあって重さの半分近くが骨っていう部位。これをそれなりのステーキに見せていこうって作戦。そのまま焼いてもいいんだけど、食べやすさも意識しながら仕上げていこうと思う。
3.いきなり重要なポイント!
肉から骨とスジを離す(だいたいで良い)。触ってみてスジが強い部位から赤みを引き剝がす程度にワイルドに作業をする。骨付きは見た目を意識して一つ残してますが、食べないなら必要ないしフライパンも小さくて済みます。この際、骨もスジも脂身も冷凍で保管しておくと、スープが取れるので捨てずに保管してください。
フライパンが冷たいままサラダ油を敷いて、塩胡椒した牛肉を並べていきます。並べたら弱火をつけて牛肉にサラダ油を纏わせるように馴染ませていきます。「焼く」という過剰な意識は必要なくて、フライパン全体が熱くなり過ぎない程度の意識で肉をいじってあげてください。
両面の牛肉の色が変わってきたのを確認したら皿に取り出します。アルミホイルをかぶせて休ませてあげると少しづつ火が通っていきます。
4.フライパンはそのまま!
牛肉を焼いたフライパンはそのまま。汚いままという意味ではなく、牛肉の旨味をソースにしていきます。バターを一片いれてもう一度フライパンを温めて溶かしていきます(中火程度で)。
別のフライパンがあれば、付け合わせを炒めます。事前に炒めておいても良いですし、電子レンジで加熱するだけでもいいと思います。ここではズッキーニとジャガイモ、玉ねぎに火入れして少しだけ塩で味付けしています。
5.バターが溶けたら牛肉をフライパンに戻す
今度は牛肉にフライパンの上でバターを纏わせます。肉を返したりする必要はないですが、そこはお好みで大丈夫です。フライパンを傾けて、溶けたバターを牛肉に回しかけていく作業(アロゼという焼き方)をします。バターの熱で少しづつ肉の赤い部分にも火が通っていきます。
肉の厚さにもよるし、焼き加減のお好みもあるでしょう。ここでは厚い肉ではないので、外側の色が変わり赤い部分が見えなくなったら焼き上がりとしました。焼け目、焦げ目がない仕上がりですが問題はありません。
6.ソースを仕上げいく
牛肉を取り出したフライパンにはバターが残っているので、これをソースにしていきます。スライスしたニンニクと塩、白ワインと少量の砂糖を入れて煮詰めていきます。
味見では塩加減を見つつ、ソースとして水分が必要なら水で調整します。あくまでも少しづつ入れて煮詰めていくのがポイント。フライパンに残った旨味が美味しいソースになったら出来上がり。
7.あとは盛り付けるだけ
牛肉を切る際、断面が広く見えるように斜めに包丁を入れると、赤い断面が見えて美味しそうに見えてきます。先ほど炒めておいた野菜を枕にして並べていくと、立体的で美味しそうに盛り付けることができます。
ここでは、ステーキと言っても鉄板に乗った熱々のステーキではなく、上品にいただくカットステーキを想定しています。鉄板モノはさすがに直火がないと厳しいので、それは別の機会で(笑)。家族でいただくには十分な量のステーキには出来ると思います。
こっちはレアを意識して仕上げた盛り付け。こればかりはお好みなので、気分で仕上げて頂けたらと思います。
レアに仕上げるなら、バターと一緒に焼く時間を短めにして、赤い部分が少し見えるくらいでフライパンから外してしまえばいいだけです。切った際に上手くレア感がキレイになってるのを見せるように盛り付けてあげましょう。
8.【おまけ】レシピのまとめ
あえてここでレシピをまとめておきますが、いろいろなサイトでも見かけるような内容でもあり、権利が発生するほどの事でもないですが有料公開にしておきます。画像に見える以外の食材は使っていませんし、繊細な分量のものは何もありませんので興味で購入しないでください(笑)。
スーパーで買うお肉の部位や大きさでも変わってくるでしょうから、お好みで調整していただいても、大きな失敗はないと思います。(ただし、ソースでバターに加える砂糖は3gくらいが限界かと思います。)
もし、筆者のお知り合いならご連絡いただけたらレシピをお教えしますので、記事を購入しない様にお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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