脳力療法®︎健康セミナー【体温】

脳力療法研究所®︎吉田です。

健康管理の基準となる一番わかりやすいモノは体温だと思います。

現在の世の中はありとあらゆる所で体温を計っています。

だいたい日本人の平熱が36.6℃〜37.2℃くらいと言われています。

皆さんは体温が37.2℃を超えるとちょっと体調が悪いのかなと思ったりすると思います。

しかし36.6℃を下回った時に皆さんはあまり調子が悪いと思わないと思います。

日本人は体温が平均より高い時に体調が悪くなると言う教育を受けています。

実際に体温が高いと身体が怠かったり、調子が悪かったりします。

では体温が低い時はどうだろうかと、考える人はあまりいません。

体温が多少低くても、直ちに明らかな不調は感じる事はないと思います。

しかし、冷えは万病のもとと言われる様に、体温が低すぎると、大きな病気の前触れである事実があります。

実際に癌を患っている方の殆どが低体温であるといわれます。

癌細胞と低体温の関係は少し難しい話になりますので、またの機会にしますが、癌と低体温は密接に関係している事実だけは知る必要があります。

私は病気の入口と低体温はかなり関係しているのではないかと疑っています。

体温が下がると血管は収縮しますし、血流は悪くなります。

そうすると血液中の栄養かうまく身体に運ばれませんし、酸素もうまく身体に運べません。

低体温、低酸素、低栄養だと免疫力も下がり、抵抗力が弱くなります。

その状態で菌が体内に入ると、体内に侵入した菌が炎症を起こして、炎症部分が熱を持ち、一気に体温を上げて菌を排除しようとしてきます。

そんなわけで、健康を失えば、人生の大部分を失うと言う事で、健康管理は体温管理から始めてみてはいかがでしょうか。

冷えは万病のもとという言葉が、なぜ現代に残されているのかを考えてみると、やっぱり大事な言葉だからです。

先人は言葉を残す時に適当な言葉を残しません。

先人の知恵は粗末にしてはいけませんから、今後は自分の体温に注目して、低体温の人は体温を上げる行動を今すぐ起こして下さい。

今日は体温について少しだけお話しました。

ありがとうございました。