ニート生活記　30日目

今日は29日（ブックの日）だから、起きてすぐにブックオフに向かった。
レンタルビデオ屋と同じように、五十音順に小説中心に探していった。この時間が本当に愛おしい。何かと出逢えるワクワク感が常にある。
文庫5冊と漫画1冊を購入して帰宅して、その本を適当に片付けていたら、買った漫画の同じ関数の漫画がすでに家にあった。
「あちゃ〜」と心の中で呟いて、それに続けて「アチャモあちゃ〜、あち、a chi chi a chi 燃えてるんだろうか」とポケモンと郷ひろみを数珠繋ぎで呟いた。これを心の中で留めている自分を褒めると共に、加齢と共にとめどなく流れ出てしまう恐怖ももちろんある。
ネットミームになるような老人を時折目にするが、誰にだって支離滅裂、常軌を逸したことを頭に浮かべることはあるだろうと思うから、ああいった類の動画を面白おかしく、またはその老人だけを他人のように恐れることはできない。
今でも、しまった、と思えば「しまったしまった島倉千代子」と口走ってしまうし、友達同士でサッカーゲームをしている時にボールに届くか届かない場面で、「届け！」と叫ぶと、ヒゲダンを歌ったりしてしまう。どうせこのノリはアップデートされない。

昼飯を食べると眠くなってしまって、うたた寝をした。本当は何か書いたり本を読んだりしようと思っていたけど、春は眠い。なぜ春は眠いのか。調べればすぐに出てくるかも分からないが求めている答えは多分それとは違うと思うから調べない。
起きてもダラダラ、興味のないのに野球の試合を見たりした。やっとこさ立ち上がって、パソコンの前に座ったが横目に溜まっていたシャツの洗濯物が気になって、アイロンをかけていたらすっかり時間は過ぎた。雨が降ってきていて、そうだ今日は夕方から雨だったか。今日は夜に散歩できないな。ヤーレンズのラジオ聞こうと思っていたのに。

そう思っていたら夜にひととき雨が止んだからそのタイミングで散歩に出た。ヤーレンズのラジオを聴きながら歩いた。1時間ぐらいで雨が降ってきたので急いで家に帰った。
月曜から夜ふかしを見ていたら上京した女の子が家族と本当は離れたくなかったとインタビューを受けていてもらい泣きしてしまった。
寝るまでの間暇だから、今度こそ何か書こうと思う。それこそ坂本龍一を聴きながら。