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【頭の整理:詩orメッセージ】 言葉というのはどうやら腐らない果物の様な物であるらしい。

評価とはなんだろうか。

美しさであるのか。

またどうやら「綺麗」と「美しい」は違うものらしい。

まぁその辺のセンスは人それぞれって事で。


人生を変える言葉というのは素晴らしいものが非常に多い。

だが現状をすぐに変える言葉というのは美しく素晴らしいものもあるが、その分トゲや痛み、ある種の生々しさやグロさみたいなのを宿している物も多い気がする。

それは賞味期限の無い果物の様な物であり非常に鮮度のいいまま時空を超えてやって来るモノ。

それは見た目は奇抜な色をしていたり表面がトゲトゲしいものである。

トゲに少し刺されながら割って中身を見てみてみると甘い香りで溢れそれは栄養満点であるという事がわかる。

かじってみると甘さが溢れるがどことなく不可思議な酸味の様な物もある。

意を決して咀嚼し飲み込んでみるとたちまち目の霞みが晴れ、多少の切り傷がふさがり始め、ふざけた曇天を割って歩く道を見つける。

何ともクセのあるクセになる味。

これは私にとって素晴らしい果実であったと言える。

素晴らしい出会いであったと言える。

だが他の人間はこの果物をどう思うだろうか。

トゲがあるから憚(はばか)られるかもしれないし、このクセのあるクセになる味が受け入れられないかもしれない。

だが少なくともこの果実は私の人生を切り開いたという事実がここにある。

他の人間に食べろと強制をするつもりは一切ないがこのふざけた果実がまた見知らぬ誰かの人生を好転させてしまう事は事実だろう。

この果実が非常に鮮度のいいまま時を超えてここにやって来たのもなんだかよくわかる。

つまり、パッと見で美しいか首をかしげる怪文書でもその言葉の鮮度とクセのある味によってどこかの誰かの人生を急激に好転させてしまう事があるのではないかというでたらめな考察。

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