7年ぶりに歯医者に行った結果

26歳無職である。

私のできる数少ない自慢のひとつに、「虫歯になったことがない」がある。これは、「全ての歯がすでに無いので、当然虫歯の無い」という一休さん的発想ではない。文字通り全ての歯が今も昔もキレイキレイなのである。

しかし、特に特別なことをしてキレイキレイを維持していたわけではない。毎日食後の歯磨きをしていたくらいだ。あとは、高校まで実家暮らしだった際に、ダラダラとお菓子を食べる習慣や、ジュースを飲む習慣が無かったくらいだ。

実家暮らしだった頃は、定期的に歯の検診に行ってたが、それも中学くらいまでだったような気がする。
もちろん歯を削られたこともないので、よく言う「歯医者が怖い」状態になったことがなかった。

しかし、数年前、「もし歯に異常があったらどうしよう」という理由なき不安感に襲われ、近所の歯医者に検診に行った。行く歯医者はGoogleマップで最もレビューの高いところに決めた。

実質中学生卒業以降初めての歯医者であったため、
だいたい7年ぶりだった。

レントゲンを取られ、解説を受けた。

「虫歯は無いです」
→ふー、良かった良かった

「歯軋りしている跡があります」
→まじかぁ。そんなこともわかるのかぁ。

「親知らずは抜いたことないとのことですが、
元々3本しかありません」
→おお、得した気分だ

「子供の歯が2本残ってます」
→おお、子供の歯がね。.…子供の歯が！？

これが一番の衝撃だった。子供の歯がまだ残ってる！？20歳超えてるのに！？何年ものなんだよ。

詳しく聞いてみると、子供の歯は大人の歯が生えてくると、抜ける。つまり私は大人の歯が2本、生まれつき装填されてないのだ。まぁまぁある症状らしい。

そして、子供の歯は大人の歯より小さく、核っぽいところを守る部分も薄いため、虫歯には厳重に警戒せよ、とのことであった。

まさかこの歳になって新しい発見があるとは、との衝撃があった。

また、普段は普通の歯ブラシとマウスウォッシュを使っていたが、それにプラスして、デンタルフロスを使った方が良いとの情報をくれた。

持ち手があるタイプではなく、シンプル糸のタイプが良いらしい。

帰宅後、即Amazonで購入。使用したが、今までの歯磨きは何だったんだというレベルで食べカスを取ることができた。ハマりすぎて、その日限りの顎関節症みたいな症状が出た。

まだ使ったことがない人はぜひ使ってみて欲しい。

また、歯の検査は定期的に行くことをおすすめする。

なお私は、無職になったので保険証を失い、検査に通うことができなくなってしまった。