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chatGPTで問題解決?! テレワーカーが考える「農業技術検定1級を素人から合格する方法」その2

農業技術検定1級を合格すべく、試験の約1年前から勉強を開始。
しかしいきなり問題が発生!
(問題の詳細は下記から)

今回は勉強方法にchatGPTを導入してみた結果を紹介していきます。

農業技術検定1級勉強のなにが難しいのか?!

改めてになりますが、今回の農業技術検定1級試験において最大の問題は過去問題の「解説」が無いという事になります。

回答はあるのですが、解説が無いという事で「なぜこの回答が正解なのか?」という理由が分からないという点が問題。

その為、過去問題を1問ずつ、ネットで検索して調べている状態です。
1問につき、回答が5つあるので4つの不正解理由と1つの正解理由を調べていくので1問の解説を作るのに付き、1時間以上かかることも。

どうしようと考えていた時に、ふとchatGPTを使って解説を作ってみようよ考えました。

chatGPTで回答・解説を作成可能か?!

たまたま、テレワークでの仕事でchatGPTを学んでいたこともあり、chatGPT3.5ですが登録済みだったこともあり思いついたアイデア。

ネットで検索したことを自分で要約するのであれば「chatGPTで作成してもらうのもありなのでは?」ということで実践してみます。
いくつかchatGPTで回答・解説をつくったのですが、下記はその1例。


以外と解説の精度が高く「これは使えかも!」と考え多くの問題の回答をchatGPTで解説してもらっていきます。

chatGPT活用の問題点とは?!

実際に農業技術検定1級の問題の回答をchatGPTで解説を作っていくのですが、現状では問題点もあります。

下記の画像は「施設栽培の場合、露地栽培に比べて連年安定的に収量の向上が見込める品目」におけるchatGPTの回答です。

chatGPTでは「ブドウとイチジク」になりましたが、実際の農業技術検定1級での回答は「ブドウとカンキツ」

イチジクでは無く、ブドウが施設栽培に向いているという事になります。
これは実際の農業においてイチジクを施設栽培するという事例はほとんど無いため。

イチジクの単価を考えると施設栽培をして経費を掛ける価値があまり無い上に、露地栽培でも充分に育つので現実性に欠けるという点から除外されます。

ただ問題自体には、実際に1級を合格した方も「?」を思うとのことですが...。

ここがchatGPTに丸投げだと誤回答を正解と思ってしまうところです。
理屈・理論だけでは実際の農業の現状と乖離した回答となり「×」になってしまうのです。

そこで現実性の無いイチジクを除くと。

この様にモモが外れて正解になります。

現段階では農業技術検定1級の回答・解説をchatGPTで作成する上での課題は「現実性の欠如」。

実際の農業技術や経営に照らし合わせた質問が必要になっていきます。
chatGPTにおけるプロンプトの作成がいかに重要かを実感。

ここから改めてchatGPTにおける生成AIを活用した勉強方法を確立させていこうと考えます。

まとめ

chatGPTを使った試験勉強というのはすでに学生は行っている様子。
ただ、回答の精度を上げることはみんな四苦八苦しているそうです。
僕がラッキーだったのはリモートワークでは生成AIを使った仕事を始めているのこと。

chatGPTの勉強が活かせるし、別のリモートワーカーにも質問できるので1人で悩むこともないでしょう。

ここでもテレワークが活きてきました。

現在はchatGPTの精度を上げるべくプロンプトを改良しつつ、農業技術検定1級過去問の解説を作成中。

実際に試験勉強でのchatGPTの活用方法を改めて書いていきたいと思います。

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