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なぜ、AI技術を生活や仕事に取り入れるべきなのか

AI技術が私たちの日々の生活や仕事のあらゆる側面を変え始めています。しかし、その力を最大限に活用するためには、我々自身が真の役割を理解し、AI技術と人間の間のバランスを適切に維持する必要があります。
そのためには、AI技術が何を可能にし、それを踏まえて我々が何をすべきか、その明確な理解が必要です。それがなければ、AIの可能性は単なるパフォーマンスの向上にとどまります。
そこで、今回は、その重要なバランスを探求し、AI技術の可能性を最大限に引き出すアンラーニングの重要性を紹介します。
今回も、書籍『AIと競争する新時代の農業戦略』の内容を元に抜粋しています。

今回の内容は音声でお話した内容を抜粋して紹介しています。
併せて音声も聞いてみていただけると幸いです。


AI技術を生活に取り入れる意義

人間のやるべきことが明確化されるのがAI技術を活用する一つの大きな利点です。AI技術が何ができるのかを理解し、それを踏まえて私たちが何をすべきか明確にします。例えば、ミーティングの音声をAI技術を使って議事録にするといった具体的な活用事例もあります。

人間の役割とAI技術の役割

一方で、AI技術だけではやりきれないこともあります。
例えば私の場合、クライアントとのミーティングでのアジェンダ整理や、より効果的なメッセージ伝達のためのアジェンダの並び替えなどは、現状のAI技術では物足りない部分があります。これらの部分は、人間が今なお主導的に役割を果たすべきです。

コンテンツ作成においても、人間の考える核となる部分が大切であり、それに基づいてAI技術を活用することが効果的です。しかし、AI技術だけで深い洞察や質の高いコンテンツを作るのはまだ困難です。
AI技術の現状の8つの弱みについては書籍でも紹介していますので、併せてお読みいただけると幸いです。

学びとアンラーニングのコミュニティ


(中略)学びの場はどのようにあるべきか。
結論から言うと、「世界を良くするために集まった探求者のコミュニティ」であるべきだと僕は思います。
それは志を同じくする人々によって構成された、助け合いながら自分たちだけで運営していけるコミュニティであり、「アンラーンするために集まるコミュニティ」と再定義したいと思います。

冒険の書 AI時代のアンラーニング(孫 泰蔵 (著))

自分だけではAI技術の弱みや活用法を見つけるのは限界があります。新しい学びと古い学びをリセットするアンラーニングを共有できるコミュニティの重要性が高まっています。私自身も農業×web3をキーワードにしたコミュニティMetagri研究所で新たな学びを得ています。

ぜひ、一緒にアンラーニングするきっかけとしていただけると嬉しいです。

まとめ

AI技術を積極的に活用することで、自分が本当にすべきことや、実はAI技術を任せてもいいことが洗い出されます。積極的なAI技術の活用を推奨します。
最後に、来週の木曜日、6月22日の20時から書籍の出版記念セミナーを開催します。

書籍の読者特定のNFTを持っている方は無料でご参加いただけます。
ぜひ、お気軽にご参加いただけると嬉しいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。


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