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企業のNFTビジネス活用における挑戦と課題

CASIOの「G-SHOCK Creator Pass」のフリーミントは15,000個のNFTがフルミントされたことは素晴らしい実績でした。

しかし、その後、web3コミュニティ運営の難しさを浮き彫りにしました。
2023年11月に追加フリーミントでは、無料にも関わらず、全てのミントが完了していない現状があります。これは、無料配布であっても、企業がNFTをブランディングに成功させるのは難しいということを示しています。


web3コミュニティでのコミュニケーション課題

1万5,000人以上のNFTホルダーがいるものの、Discordの参加者は5,000人です。そして、運営メンバーの発信に対してのリアクションやコミュニケーションが活発ではない状況が続いてます。
また、ホルダー限定部屋も覗いてみましたが、やはりやり取りが少なく、インプレッション数も低い印象です。

IPコンテンツとのコラボの重要性

企業がweb3コミュニティで成功を収めるには、有名なIPコンテンツとのコラボレーションが一つのカギ鍵となります。起爆剤としてのIPコラボなしでは、web3界での期待値醸成の観点から成功は難しいとされます。

NFTの活用と今後の課題

そんな状況下、CASIOは12月には0.1ETHで2,000点のNFT販売を予定しています。

現在の状況では完売は非常に難しいと予想できます。 短期的な結果ではなく、長期的な視点でNFTを活用し、結果を出すことが今後の重要なテーマです。

NFT活用の現実と重要性

企業がNFTを活用する際の難しさと重要性について、CASIOのG-SHOCK Creator Passの例を通じて探りました。NFT無料配布としてのフリーミントにも関わらず、すべてのNFTがミントされていない現状が、企業にとっての挑戦を示しています。

とは言っても、私が進める農業web3プロジェクトにおいても、企業との連携がマネタイズポイントとして必要不可欠です。”競争”ではなく、共に創り上げる”共創”を前提としたアプローチが今後のweb3ビジネスのカギとなります。

Metagri研究所におけるNFT活用~継続こそが差別化戦略~

Metagri研究所では、Discordコミュニティ内でのNFT活用を進めています。特典のラインナップ拡充や、新しい仕事の創出におけるホルダー限定の取り組みなど、NFTを活用してコミュニティの価値を高める戦略を実践しています。
NFTを活用することで、新しい形のビジネスモデルやコミュニティエンゲージメントを創出できるのは間違いありません。どんな市況であっても継続こそが強みであり持続可能な差別化戦略です。

NFT活用は、ただのトレンドではなく、web3市場の到来を見据えた重要なステップです。そのため、NFTに触れることは、将来の市場に対する準備として不可欠です。
こんな市況感の今だからこそ、一緒に活動出来れば嬉しいです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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