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理学療法士が創り上げるデイサービスでのスタッフ募集中!

久しぶりの記事投稿になります。

デイサービス立ち上げを決意し、その際に募った仲間たちと作り上げたデイサービス。

開設までの時間や経験はとても実りあるもので、今回その場に少しでも関わってくれた方々には、中々な波瀾万丈でかつ泥臭いデイサービスオープンまでの軌跡をお伝えできたと思っています。

今回は、さらなる飛躍を目指すべき、そこで共に働いてくれるスタッフ募集のご案内となります。

https://en-gage.net/walongait_saiyo

しかし、まだまだ療法士の方々にとっては、デイサービスという場所は未知の領域も多く、現状どんな場所かもわからない方も多いと思います。

なので、今回はデイサービスを立ち上げ、その中で感じたデイサービスに療法士がいることの可能性や今後地域の中で果たすべき役割、色々な部分でみえてきた課題感に関してもまとめていきながら、

少しでもデイサービスに興味を持っていただき、これから一緒に歩んでくれる未来の仲間に向けて、僕自身の想いを届けられたらと思っています。

念願のデイサービスをオープン

2022年3月に大阪市北区の中津でデイサービスAlmo(アルモ)をオープンしました。


オープン前からも地道な営業活動も功をなし、利用者数も順調に増加し、オープン5ヶ月目で損益分岐点(売上高と費用の額がちょうど等しくなる売上高)を超えるなど、

事業としてもようやく軌道に乗り始め、毎日が目まぐるしくもとても充実した日々を過ごしております。

ところで今回は、デイサービスアルモの利用者増および地域ニーズ拡大のため、土曜日営業や他店舗展開なども視野に入れ、スタッフを急募することになりました。

そもそもデイサービスアルモがどんな場所なのか?まずはここを知ってもらおうと思います!

デイサービスアルモは通所介護事業の中でも区分が『地域密着型』といい、規模的には18人未満の小規模にあたるデイサービスとなります。

食事や入浴などはなく、午前・午後の2交代制で3時間の運動を提供するサービス体制となっています。

人数が少ない分、より密にご利用者様との関わりが持てるのも一つの大きな特徴となります。

通常、こういったデイサービスにおいて、療法士の資格をもっていると、機能訓練指導員として配置され、主にデイサービスの中でのリハビリ業務を担うケースが多いのですが、

まだまだ地域の中では療法士を配置しているデイサービスが少ないのも実情です(機能訓練指導員は療法士以外にも看護師や柔道整復師、鍼灸師などもなれる)。

そのためリハビリ特化型デイサービスでも療法士がいないケースもあり、仮に療法士がいても地域密着型などの小規模ではせいぜい1人いる程度の施設が多い印象です。

その中でデイサービスアルモは療法士を4名配置する、普通ではあまり考えられない人数構成にしており、デイサービスでもかなりリハビリに力を入れた施設として地域でのブランディングを作っています。

もちろんこれには戦略的な部分もあるため、その点についてはまたどこかでお伝えできればと思っていますが…

よりリハビリに特化しているだけあって、ご利用者様の層も運動を求めるニーズが高く、また機能回復を望まれる方が多いのもひとつの特徴です。

そのため、他のデイサービスでは合わないという理由で、今までデイサービス利用を断っていた男性利用者や介護度が高い方の利用も多いのが実際です。

デイサービスアルモの特徴

弊社のデイサービスの最大の特徴は、施設内にベッドを置いていません。

おそらく療法士を配置するデイサービスでは珍しい形にはなりますが、マンツーマンでご利用者様と関わるというリハビリのやり方を省きました。

これにもいくつか理由はありますが、マンツーマンのリハがなくても3ヶ月評価の数値を見た際に、ご利用者様の身体機能の変化は必ず起こります。

また、アルモ内では目立ったリハビリマシーンも置いていません。

つまり、療法士が3時間を通して、運動(主に集団運動)自体をマネジメントすることにかなり重点をおき、その中でいかに個々のご利用者様にあった運動内容や負荷量を提供できるかといった療法士の能力がもろに求められます。

しかし、これは逆をかえせば、ご利用者様の疾患や能力などを統合解釈し、その方に必要なよりエビデンスの高い運動内容を提供できるといった『療法士にしかできない能力』です。

つまりアルモの最大の特徴はこの療法士が作るデイサービスの運動プログラムにあるといっても過言ではありません。

そして、それにはこれといった正解はなく、その日その日の中で常にアップデートや修正が加えられ、結果ひとつのモデルになると思っています。

つまり『療法士だからこそ作れるデイサービスの形』が現時点での僕が目指すべきところで、これを地域の中で広めることで、病院を退院した後の介護保険分野でも、より質の高い機能回復を目指せる場所を作ることがひとつの大きな目標になります。

一緒にこういった場所を作りたい仲間を探しています

実際このデイサービスのモデルを作っていく中で、療法士にしか担えない部分、療法士じゃなくても担える部分がある程度線引きできてきました。

そして、それが地域のニーズの中でもまだまだ需要があることもみえてきました。

ただ、こういったデイサービスなどの保健事業を考える際には、社会情勢(診療報酬改定のことなど)も十分に加味した未来戦略が必要になってきます。

今後デイサービス事業にもここは大きく影響することは、先の参議院選挙の結果からも明らかです。

だからこそ、2024年の同時改定に向けて、まず自分達がすべきことはこの地域モデルを作り上げることが、今後デイサービスの生き残りとしても非常に重要な意味をもってくると思っています。

そして、その中でしっかり療法士としての価値を高めていくことも、これからは取り組むべき課題だとも思っています。

今回はまだデイサービスアルモとしての一事業の中での話ですが、今後は介護予防や、重症化ケースに対する課題なども大きくでてきます。

そういったことに備えるためにも、デイサービスアルモでは療法士の数が絶対的に必要になってきます。

是非、今取り組んでるアルモの活動に興味がある方、一緒にやってみたい思いがある方は是非ご連絡ください!

https://en-gage.net/walongait_saiyo







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