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失語症を紐解く〜SLTAから深める聴覚的理解の評価〜

皆さんこんにちは😆🎵🎵
臨床BATON 148日目を担当します、急性期でスーパーSTを目指すyuccoです。
S Tの仕事と育児、脳外臨床研究会での活動に奮闘中です♪

脳外臨床研究会の活動の一つ、yuccoがおくる脳外臨床研究会山本秀一朗のセミナー動画(20分)とセミナーレポートをまとめたnoteはこちらからどうぞ💕
新人教育や日々の臨床の悩みのヒントが見つかるかも❣️

また、yuccoの臨床BATONでの記事はこちらからどうぞ↓
#臨床BATONスーパーST

《はじめに》

今回のテーマは、失語症の聴覚的理解に関する評価です。
聴覚的理解が良い、悪いというのはどうやって評価するのでしょうか?

一般的に日本のS Tがよく使用する検査が標準失語症検査(S L T A:Standard Language Test of Aphasia)です。この検査から、患者様の言語機能の大枠は捉えられるのですが、原因を追求しようと思うとさらに掘り下げる必要があります。
S A L A失語症検査(Sophia Analysis of Language Aphasia)失語症語彙検査も併用して原因追求をしていきます。

本質的にはどの患者さんにも一律の言葉の検査ではなく、その患者様にとっての高頻度語や高親密語を使った評価や、P TやO Tの訓練場面で使う言葉、病棟で使う言葉の理解と表出を評価する必要があります。
この内容は今後、脳外臨床大学校の臨床Festaで開催予定ですので是非、情報をお待ちください!!
今回は標準的な検査から考える聴覚的理解の評価をお伝えします。

《S L T Aとは》

日本ではS Tによって、標準失語症検査(Standard Language Test of Aphasia:SLTA)を使用して言語機能評価していることが多いと思います。


世界のグローバルスタンダードな検査であるWestern Aphasia Battery(WAB)の日本語版とも高い相関があり、信頼性、妥当性ともに検証された検査です(堤内ら,2020.)。

S L T Aの検査は、【聴く】【話す】【読む】【書く】【計算】にわかれます。
理解面の評価は【聴く】と【読む】です。

その中でも単語レベル、短文レベル、複雑な内容のレベルとわかれます。
ヒント後正答は正答率に含まないため、どんなヒントで促通されるのかは一緒に評価しておくとリハビリ時や病棟でのコミュニケーションに役立ちます。言葉の繰り返しなのか、関連語や語頭音のヒント、ジェスチャーや語の定義などどんな刺激入力に良反応が返ってくるかはしっかり捉えておきましょう。

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