基底核のADL障害に対して ~車椅子でトイレ動作を自立するための3つのポイント!~
本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。57日目を担当させて頂きます。大阪の回復期リハビリテーション病院に勤める臨床で悩み続ける15年目の作業療法士ふじ(藤井和正)です。
はじめに
基底核障害の患者様は口頭指示で車椅子ブレーキやフットレスト操作を行うことはできますが、ADL上で車椅子からベッドやトイレに移乗する際に車椅子ブレーキやフットレスト操作が出来ないことを多く経験します。
今回、そのようなADL障害がある基底核の理解を脳外臨床研究会の「基底核障害の脳画像と治療のための機能解剖」セミナーで現象を自分なりに整理してみました。これを基に臨床での経験を踏まえてトイレ動作の自立に向けた関わりを提案します。
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