
アクリルコーンをリハビリに活かす!!~運動機能・脳機能の視点を考えたアプローチの紹介~
皆さん、おはようございます!
本日も臨床BATONへお越しいただき、ありがとうございます!!
臨床BATON 135日目を担当させて頂く作業療法士の『よっしー』です。
僕は回復期リハ病棟で主に脳血管障害の患者様や認知症を呈した運動器疾患の患者様を担当しています。
ここ最近、僕は脳挫傷による高次脳機能障害を呈した患者様のアプローチに模索しています💦
病棟スタッフから「高次脳機能障害があるからリハビリ進まないでしょ…」ってよく言われます😓
しかし、OT場面で出来ることもたくさんあるし、脳機能を考えながら介入してみると残存した能力を引き出すことも出来ています!
でも、ADL場面への汎化に難渋しています😫
まだまだ日々学びを大切に、患者様の退院に向けた関わりは出来ると信じて行動あるのみです💪
今回のテーマは、冒頭で紹介した患者様とのリハビリでも使用している『アクリルコーン』という物品について、物品特性や具体的なアプローチをお伝えしたいと思っています!
是非、OTだけでなく、PT・STの皆さんにもOTのアプローチについて知ってもらえるように『脳機能』の視点も交えて記載させて頂きました😆
★アクリルコーンとは
『アクリルコーン』は、施設基準に必要となる物品ではないものの、ほとんどの作業療法室で見掛ける機会が多い物品だと思います。
『アクリルコーン』の主な使用用途として、
と明記されています。
OTでは治療アプローチとして様々な物品を使用する機会が多いです。
『アクリルコーン』だけではないですが、使用するにあたって、『物品特性』という視点も意識しておく必要があります。
『物品特性』=『その物品が持つ特徴的な性質』
つまり、『アクリルコーンが持つ特徴的な性質』について知っておくことが、治療目的に合わせた物品の選定になると考えられます。
『アクリルコーンの特性』として、
などが挙げられます。
物品選定に関しては、当研究会(脳外臨床研究会)の山本が、『アクリルコーン』以外の物品の特性や選定についてセミナーを行いました。
僕も参加しましたが、非常に興味深い内容で学びが多かったので、気になる方は下記のサイトをご覧下さい!
★アクリルコーンを使用する目的とは
僕は『アクリルコーン』を選定する理由として2つの視点から物品の選定を行っています。
①身体機能面の改善(機能訓練を目的に)
『アクリルコーン』を機能訓練の目的として使用する場合、下記の視点を意識しながら、アプローチの物品として選定しています。
※具体的な『アクリルコーン』を使用している場面は、ブログの最後に写真と介入ポイントを交えて載せています🎵
②高次脳機能障害の症状に対する介入に向けて
『アクリルコーン』を高次脳機能障害を呈した患者様に使用する場合、症状に合わせた工夫を行って、アプローチの物品として選定しています。
※具体的な『アクリルコーン』を使用している場面は、ブログの最後に写真と介入ポイントを交えて載せています🎵
高次脳機能面を考慮した課題を考える際、どのような『脳機能』を必要とする課題となっているのかを意識することが重要だと考えています。
次に、『脳機能について』お伝えしたいと思います!
アクリルコーンをリハビリに活かす!!~運動機能・脳機能の視点を考えたアプローチの紹介~
100円

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