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大腿骨頸部骨折術後の中臀筋筋力に影響を与える要因とは Part② 〜術後レントゲンでみるべきポイント〜

おはようございます(^ ^)

本日も臨床BATONへお越し頂き、ありがとうございます。

203日目を担当するのは理学療法士のゆーすけです。

皆様の臨床に少しでもお役に立てるようなブログを投稿していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

目次

・脚長差以外に中臀筋筋力に差がでる理由ってあるの?

・術後レントゲンの見方

・さいごに

前回の記事を読んで頂いた上で


大腿骨頸部骨折術後のレントゲンの見方ってまだあるの?

「脚長差以外に何があるの…。それって術後のレントゲンで確認できるの…。レントゲンの見方って難しいんじゃないの…。どうやってレントゲン見たらいいの…。」

こういった疑問にお答えします。

★脚長差以外に中臀筋筋力に差がでる理由

前回同様、中臀筋に影響を与える要因について考えてみました。

1) 手術侵襲

2) 疼痛

3) 大腿骨頸部アライメント

「手術侵襲」、「疼痛」に関しては私見を前回のブログで軽く触れていますので、今回は「大腿骨頸部アライメント」についてもう少し考えていきたいと思います。

中臀筋に影響を与える要因として大腿骨頸部のアライメントとして脚長差が考えられることをお伝えしましたが、実はもう一つ大腿骨頸部のアライメントからの要因があります。

それは「頸体角」になります。

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