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ロッカーファンクションの役割

みなさん、おはようございます🌞
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます!
第512日目を担当する理学療法士のシミーです!

私の記事では、臨床12年の経験をもとに、患者様のことをどのような視点で考えていくのかということをメインにお伝えしています。How towよりも、“考える”という部分にフォーカスした内容になっております。私自身が臨床で理解できなかった経験からどのように考えていけば解決の糸口が見えてくるのかということをお伝えしていきます!興味がある方は是非最後まで読んでください。


本日のテーマは『ロッカーファンクション』です!

学生時代の運動学の講義で必ず学習していることですが、臨床において非常に重要な機能となります。

何のためにある機能なのか?その機能があることによるメリットは何なのか?



▶︎ロッカーファンクションとは?

重力環境下で倒立振り子モデルが機能することで、身体の重心が前下方へ移動し、前方への駆動力として変換されます。これらの動きは、回転運動の支点となる足部によってもたらされ、ロッカーファンクションと呼ばれます。

ロッカーファンクションのメカニズムは3つに分類され、それぞれ回転中心が異なります。

・ヒールロッカー(回転軸:踵)

・アンクルロッカー(回転軸:足関節)

・フォアフットロッカー(回転軸:中足趾節間関節)



▶︎ロッカーファンクションの役割とは?

①ヒールロッカー

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