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実習について ~自分の経験からバイザーとして~

おはようございます☀
臨床BATON357日目を担当します、ジュニアこと吉岡勇貴です(^-^)
本日は実習について自分が経験したことからバイザーとして意識していることについての想いをお伝えしていきます。

実習というと学生さんにとっては最大のイベントですね。不安と緊張が入り混じる独特の雰囲気があります。
そんな中でバイザーの役割はすごく重要であり、大きな責務があると自分自身は感じています。
なぜなら、ぼく自身が実習で落ちた経験があるからです。

今では実習に落ちたことで気づくこともたくさんあって良かったと思っています。しかし、落ちた時にはいろんな感情や不安感でいっぱいでしたので、このような経験は実習では必要ではないというように考えています。
自分が経験しただけに落ちる・落ちないという選択肢があると学ぶことが二の次になってしまいます。
近年は合格・不合格といった判断は施設側では行っていないのですが、この実習独特の雰囲気をいかに学びやすい環境に設定できるかが大切だと考えています。

実習は一番臨床を学べる場だと思います。
だからこそ、環境を整えてあげることで実習生の普段の力を引き出してあげることできるのではないかと考えています。
そうすることで緊張感や不安感から早期に脱出すること出来て、本来の目的である『学び』というスタートラインに立てるのではないかと思います。

そこでぼく自身が意識しているのは【話しやすい環境】です。


【話しやすい環境】といっても人それぞれ違うものだと考えています。話す回数を増やすことで話しやすくなる学生さんもいればそうでない学生さんもいます。なので、まずは学生さんのことを知ろうとする姿勢が必要だと感じています。そして、相手のことを知るためにはまず自分のことを知ってもらわないとダメだと思っているので最初のオリエンテーションの時間はすごく大事にしています。

しかし、どうしてもバイザーという肩書きが邪魔をする時もありますよね💦
そんな時は周りのスタッフに協力してもらいながら情報交換し、学生さんの事を知ることをぼく自身は大切にしています。これは学生さんのみならず患者さんでも同じことではないかと思います。

実習は学生さんの学びの時間でもありますが、バイザーや他のスタッフも大きな学びの時間だと感じています。ぼく自身も【話しやすい環境】設定とは何かいう部分ではっきりとした答えはありませんが、環境設定に関しては今後も意識していきながら取り組んでいきたいです(^-^)

何より学生さん・患者さんに有意義な時間であったと感じてもらえるような実習になってもらえることを望んでいます!

最後まで購読頂きありがとうございました✨

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