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体幹の運動分析【4つのポイント】

お疲れ様です。脳リハです。

本日はセラピスト向けの投稿です。

内容は…
体幹の運動分析でチェックすべきポイント」について説明します。

体幹の動きとは??

体幹は脊柱の椎間関節の多関節運動で、
 
屈伸、側屈、回旋」の動きに分類されます。

▶︎ 屈伸(屈曲/伸展)
→ 頸椎-胸椎-腰椎-骨盤-股関節の複合運動

可動域は…
屈曲 : 頸椎40°+胸椎105°=145°
伸展 : 頸椎75°+胸椎60°=135°
 
▶︎ 側屈
→ 通常の側屈には下部胸椎と腰椎で行う(中心軸が第3腰椎)

可動域は…頸椎40°+胸椎20°+腰椎20°=80°
 
▶︎ 回旋
→ 頸椎、胸椎、腰椎の回旋は90度まで、それ以上は第2頸椎と骨盤の回旋が伴う
 
可動域は…頸椎45°+胸椎35°+腰椎5°=85°

ここで知って欲しい5つの筋肉

体幹の動きを作る体幹筋は2つに大別されます。

「アウターマッスル(表層筋)」と、
「インナーマッスル(深層筋)」です。

▶︎ アウターマッスル

随意性が高く、強い出力が特徴の筋肉です。

ここで知って欲しい筋肉は4つ…

腹直筋/脊柱起立筋/外腹斜筋、内腹斜筋
 
です。

▶︎ インナーマッスル
 
反射的な姿勢調節に関与し、体幹を安定させる特徴の筋肉です。
 
ここで知って欲しい筋肉は1つ…
 
腰方形筋」です。

【チェックポイント】

☑︎ 体幹の可動域制限の有無
☑︎ 体幹筋の痙性や短縮の有無
☑︎ 体幹筋の筋力低下の有無
☑︎ アウターマッスルとインナーマッスルの作用

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