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蒲郡クラシックホテルと竹島 愛知県/日本一周の旅

日本一周の旅を始めるにあたりどこへ行きたいか。

私自身はもともと国内よりも欧州が好みだったこともあり、最初から沢山の行きたい場所があったわけではない。けれども旅に出ると決めたら不思議なことに今までは目を留めることがなかった情報が現れるようになり、少しずつ増えていった行きたい場所。
そして数少ない私のリストの中でも絶対に行ってみたいと思っていた場所の一つが蒲郡クラシックホテルと竹島。

ちなみに日本が大好きなパートナーの行きたい場所リストは、出発前の時点で既に800ヶ所。80、ではない。
読んでくださっている皆様は行きたい場所いくつありますでしょうか。


小さなことかもしれないけれど、行きたかった場所へ来れたことは小さな達成感と静かな感動があって、
それは今、この瞬間に目の前にあって感じられるものが、ずっと見ていた写真ではなく、誰かの投稿でもなく、本当に自分の五感を通して感じられるものだから。
その土地の雰囲気、香り、建物の色や大きさ、空や海とのコントラスト、そこに暮らす人たちの表情、沢山の要素を通じて味わうことができる。それはとても贅沢なことに思う。

竹島へと続く橋は、細く長くとても美しくてずっと歩いてみたかった場所。


橋を渡り、八百富神社へ参拝。遊歩道があり一周散策できるようになっている。雰囲気が少しだけピリッとしていて、後で知ることになったのだが島全体が神域とのこと、その通りだと深く納得してしまう。
海に浮かぶ小さな竹島は、すぐそばで波を感じられ、波の音に耳を傾けながら散歩をした。


その後お待ちかねのクラシックホテルへ。

ホテルを臨む


アールデコとクラシカルが大好きな私にはたまらない場所。

ラウンジで、海を眺めながらお茶を楽しんでいたその時、今この瞬間がとても幸せだなと感じた。行きたかった場所に大好きな人と来れたこと、心豊かな時間を過ごせること、今ここに至る過程もすべて含めて人生が愛おしいと思いそれを伝えたら、「それが人生なんだよ」と彼は言う。

私の知らなかった世界の始まりでもあった。


前日の夜、海岸沿いから見えた観覧車



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