夕焼けを味わうということ 日本一周の旅
日本一周中の一日の流れの中でも、特に楽しみにしていたのは夕暮れ時。
夕焼けを楽しみながらのドライブ
海岸沿いをお散歩しながらの夕焼け
夕焼けを見ながらのアペロタイム
そして露天風呂に入りながらの夕焼け
今日の夕焼けをどう楽しむか、は日々のメインイベントの一つとなっていった。
そのような時間を重ねていくと、天気予報士でもないのに雲の様子を見ながら今日の夕焼けは素晴らしい気がする、などど予想してみたり(してもしなくてもいつでも美しい)
最も美しくて、儚い、陽が沈む直前の時間、僅か1,2分だろうか、その貴重な時間をとびきり大切に、愛しむようになる。
当たり前だけれど今日という日の一度しかない夕焼けを、一番綺麗な所で見ようと場所を探したりもした。
考えてみたらこれは特別なことではなくて、感性を少しだけ使って、地球を楽しめる遊びのようなもの。
けれど仕事に没頭していた時には私が気付けなかったこと。
ゴールデンタイムと呼んでいた一日のハイライトは旅が終わっても続けていきたい。
南フランスにいた時、夕焼けを楽しみに湖の近くをお散歩する人たちを沢山見かけた。
ある時は、若い恋人たちが肩を並べてサンドイッチを頬張りながら夕焼けを眺めていた。
その姿がなんだか切ないほどに愛おしく、そして人生における幸せというのは身近にあって、アイディア1つで小さな行動からも無限に広がるもの。
美しい日本で見つけた息を呑む美しい夕暮れをこちらにもほんの少しだけ残しておきます。
おまけ 南フランスエーグモルトの夕焼け
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