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営業のいろはを教えてくれた人#367

今日は私に営業のイロハを教えてくださった上司を紹介したいと思います。

なぜ紹介noteを書くに至ったかは、前回のnote参照してくださいませ。

ご本人に敢えて書いたことは伝えずに日頃の感謝と素敵な所を書いていきたいと思います。

それでは参ります!


尊敬しているKさんについて

Kさんは、新卒で私が初めて入社した会社のエリア統括だった人です。

初めて会ったのは、私が研修で訪れていた札幌の事務所です。大きな挨拶をしながら入室されて、「これから頼むぞっ!」とガッチリと握手を交わしたのを覚えています。

体格がよくて見た目もさることながら、パワフルな発言や熱い人間性に触れて「とても覇気溢れる人だ」と思えたのが第一印象でした。

エリア統括をされていたので、全国をまたにかけて移動視察する毎日で、その当時はまさに雲の上の存在でした。

それがKさんに対する初めての印象、そして今日まで繋がる良き縁でもあります。


Kさんとはどんなひと?

一言で言うと「熱意や情熱で人の心を動かすのが上手な人」です。

誰よりも一生懸命に先回りして動いて、部下のミスには、すぐに対応、真摯に向き合い責任をとって、私たちに安心を与えてくれる。

同じく、相談にも親身に乗ってくれて、末端にいた新卒の自分にすら、時にはまとまった時間をとって、ご飯を食べながら話を聞いてくれました。


どんな時にも共通しているのは、Kさんが説得する時の情熱です。熱意だけで生きてきたのではないか?と言っても過言でないほど。

褒める時は、自分のことのように全力で喜んで褒めてくれる。

ミスをした時は、雰囲気を変えてしっかりと怒ってくれて、そのあと必ずフォローも入れてくれる。

やる気が出ないことを察した時は、さりげなく声をかけてくれて、楽しませてくれようと常に気配りをしてくれる。

そんな、上司の鏡のような存在だと、私の目には写っておりました。


Kさんの苦悩

私たちがいた会社は特殊な会社で、とにかくマネジメントできる人材が少なく、しかしながら数字を上げた人は責任者に簡単に昇格してしまうような環境でした。

当然責任者になる人は、数字を出せることよりも、先述したような部下へのケアができる方が重宝されます。

しかし、私たちがいた会社は、名ばかりの責任者が増殖し、大したマネジメントもできないような人が役職の方が沢山いました。

責任者となり偉くなったと勘違いして、仕事をしなくなる人がいたり、常にカメラを見て監視し続ける人もいたり、

労働環境は初心者が苦しい思いをする為、数字が伸び悩む環境なので、それによって責任者もまた、その上司から詰められる。

同じように、真っ当に統括をしていたKさんも、組織の崩壊を免れないほど、追い詰められてしまったのだと、今なら想像できます。

そして、彼女さんとの結婚を機に退職。苦しい環境下からも解放されて、やっと人間らしい生活を取り戻すことができたのでした。


Kさんのすごいところ

Kさんはものすごく社交力がある方で、それこそ社長クラスの方々と良い関係を築いていけるほどしっかりされている方です。

しかし、後から聞いた話では最初から何もかもうまく行ったわけではないということ。

これは当然の話かもしれないですが、Kさんはこと営業の世界に関しては、さまざまな失敗を経験し、その失敗から学んだ数が普通の人の何倍もあるが故に、少し先のことが見通せる方なのだと思われます。

また、好奇心が強い性格もあってか、何事も試してみては失敗を経験し、修正をかける仮説検証が得意なイメージがあります。

いまでこそ、家族などの守るものがある立場となったので、前よりは保守的な人柄となりましましたが、それでも毎日の私が想像できないほどに経験が積み上げられておられる。

故に、私はKさんのことを尊敬し、今もその恩返しを兼ねて、仕事をしております。


Kさんから貰ったチャンス

私はKさんからとあるチャンスを貰いました。

それは、正社員という世間一般的に安定している地位を捨て、フリーランスになったこと。

以前正社員として勤めていた会社がろくでもない環境で、二度と正社員にはなりたくない。と感じた私は派遣社員となり、時給制の労働対価を受け取ることに決めました。

さすれば、みなし残業制度と呼ばれる正社員の悪しき給与形態や、サービス残業に苦しまれることもなく、自分で計算して働いた分だけのお給料が貰えるようになるからです。


しかし、コロナの影響で派遣社員の仕事も無くなり、途方に暮れていた時に声をかけて下さったのが、Kさんでした。

フリーランスとしての働き方を教えてもらってから、私の多方面にわたる人脈形成の始まりのきっかけにもなったのでした。

何事もやってみなければわからない。

自分にチャンスをくれて、個人事業主としての生き方を教えてくれたのがKさんです。

この二度目の出会いは本当に幸運だったとしかいいようがありません。

そして、私が選んだ道は間違いではなかったということも併せてここに宣言できます。


Kさんの魅力

簡潔にまとめると3つです。

❶相手の喜ぶことをモットーに生きている
❷話を聞くのがとても上手であること
❸言葉にできないほどの存在感があること

❶相手の喜ぶことをモットーに生きている

Kさんは社長でもあるのですが、社訓が「人を喜ばせること」というものすごくシンプルだけど、とても大切なことを日頃話してます。。

取引先の相手に対しては、必ず下手にでて相手を立てる。相手が欲する数字を真っ直ぐに取りに行く。

まさにお客さまファーストで「損して得取れ」のギバーの精神をものすごく備えているところが最高に素敵なところです。

もちろん、降りかかる火の粉は積極的に払いますが、誠意を持って応対する人に対してはものすごく真摯に向き合って、真剣に考えてくれる社長なのです。


❷話を聞くのがとても上手である

Kさんは陽キャノリが強い類いの方なのですが、オンオフの切り替えがしっかりしていて、人が真剣に悩んで困っている時は、すかさず手を差し伸べてくれます。

そして、その困っている時の相談時に話を書いて解決まで導くのがものすごくうまい。

これは営業の現場でも、よく勉強にさせてもらっている部分で、相手の話を聞いてその要点を掴んで解決まで導くのがとても上手です。

そういった、社交性と外交性を共に備えるKさんの背中をものすごく頼りに感じていて、一緒に働くことができてとても楽しいと感じております、


❸言葉にできないほどの存在感がある

Kさんには人を惹きつける何かがあります。

うまく言葉にはできないのですが、Kさんの周りにはいつも誰かがいて、その人達も皆、Kさんのことを慕っている。


これは予想なのですが、Kさんは守るべき約束はきちんと守るし、冒頭に述べた責任感や、誰かを守るために自己犠牲の選択をとる行動を皆見知っております。

そんな強くて優しい心を持っているKさんだからこそ、人望があって、信頼できる人がついてくるのだと思います。

尊敬できるリーダーであり、皆にとって頼りになる優しい兄貴のような存在。

それがKさんだと、私は思います。


Kさんに伝えたいこと

これまで仕事にて、沢山の場面で良くしていただいたこと、とても感謝しております。

恩返しは簡単にはできないかもしれないですが、Kさんに対する信頼は、昔と比べ今や揺るぎないものとなっております。

だからこそ、もっとKさんと仲良くなりたい。

プライベートでもいろんなことを話して、情報交換してもっと好きなこと嫌いなことを知りたい。またはビジネスのこと、楽しいことについて話せるようになりたい。

このnoteを書きながら改めてそう思いました。


この文章が本人に渡ることはないかもしれないですが、私の気持ちはここに記した通りでございます。

これからはもっと、自分から連絡をとってみたいとおもいます!

最後までお読み頂きありがとうございました。

宜しくお願い致します。

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