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P01-2 映画『一献の系譜』 から「知って・わかって・支援する」



活動について

 2024年1 月1 日に起こった「能登半島地震」によって大きな被害を受けた能登半島は、「能登の里山里海」として2011年6月に日本で初めて世界農業遺産に認定されている地域です。
 その豊かな自然が育む食をきっかけに、墨田と能登は交流を広げてきました。

 輪島市にある「里山まるごとホテル」は曳舟駅前で開催される「すみだ青空市ヤッチャバ」への出店、「東向島珈琲店」監修のレアチーズの提供を通して相互に関係を深めてきたほか、「東向島珈琲店」は能登の"ナツハゼ"など里山の果実を名物であるレアチーズのソースに使用し、「スパイスカフェ」は能登の甲箱ガニを使用したビリヤニを提供し、石川県出身・墨田在住者による「もこや」では能登の食材を存分に味わえる企画を京島の「Halahelu 」にて開催するなど、交流が様々なかたちで広まってきました。
 また、能登と墨田で二拠点生活をされている方も近所にいらっしゃったりと、墨田と能登のつながりが少しずつ身近なものになってきました。

 今回の災害に対して私たちは、今まで交流を深めてきた能登の方達への顔の見える支援を軸に、明朗で確かな支援の輪を身近なところから広げていくことを目的とし「能登のわプロジェクト」を進めて参ります。


イベント当日


 2024年1月26日に「能登のわプロジェクト‐映画『一献の系譜』チャリティ上映会&座談会」を開催いたしました。

 18:30開場。19:05から石川県能登半島で古来より日本酒を造り続けてきた技能集団「能登杜氏」にスポットを当てたドキュメンタリー映画『一献の系譜』を上映スタート。

『一献の系譜』


映画終了後、座談会へ。

 前回に引き続き、オーロラキッチンの小鯛さんに、能登産のお米、塩、牛しぐれなどを使ったおにぎりや、へぐら屋さんのいしるを使用したかきたま汁を作っていただきました。


 さらに能登と墨田で二拠点生活をされている蕎麦処「天真庵」さんから能登の地酒「遊穂」の差し入れがあったり、第一回にご参加いただいた石川家さんから数馬酒造のにごり酒「竹葉」をお持ちいただいたりと、お酒の映画にぴったりな能登の地酒をみんなで味わさせていただきました。

能登の地酒「遊穂」


数馬酒造のにごり酒「竹葉」


 座談会では、能登で「里山まるごとホテル」を運営し、自身も被災者でありながらも、現在は復興支援に力を入れて活動されている山本亮さんから、現在の能登の様子などをお話しいただきました。

「里山まるごとホテル」を運営する山本亮さん(写真中央)

 能登の食材を用いた料理を食べながら、私たちに今できることは何かをみんなで考えました。

最後に集合写真を撮って会は終了。


能登とすみだを繋げる「わ」ポーズ


今回集まった支援金は
参加金額:48,000円
募金金額:10,000円
冊子売上:7,000円

合計:65,000円でした。。集まった支援金は一部経費を除き、ほくりくみらい基金さんへの寄付とつながりのある関係各所への効果的な使い方を考えております。


刻一刻と状況の変化する今、私たちが今ここで出来る支援の形を今後も模索し続けていきます。

ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

※能登のわプロジェクトでは復興までの長期的な支援の視点から、PROJECT単位で支援の形をフェーズ分けしています。今回のPROJECT01「知って・わかって・支援する」は、能登と能登の現状を知り、理解を得た上で、支援をしてもらうことを目的としています。

次回の日程


次回の開催日は未定です。
決まり次第、各種SNSから発信いたしますので、もうしばらくお待ちください。

【詳細はこちら】
HPが完成しました。各種SNSのリンクをHP内に貼っておりますので、ご確認ください。


【お申込みはこちら】


〈主催者〉能登のわプロジェクト
本多秀行/瀧口幸恵/上島和也/小林千夏/小鯛夕希子/林光太郎/田代大輔/浦恒博



〈会場〉

旧邸稽古場(東京都墨田区八広2-45-9)

〈ゲスト〉

山本亮さん(里山まるごとホテル 代表)



〈協力〉
のとと、
暇と梅爺株式会社
水谷亮子
石川家
天真庵

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