日本だと知名度が恐らく0の海外バンド「julie」の曲を聴いてくれないか?

julie、と言う海外だと少し有名なバンドが活動している。

公式Instagram

調べても日本語の記事が全く存在せず、英語でのインタビュー記事が幾らか引っかかるだけなので、この記事ではそんな「julie」について一人でも多くの人に知ってもらおうと思いそれらの記事について簡単にまとめたモノを共有していく。
本当は音楽面についても話したいのだけど、私は音楽を聴くだけで全く知識がなく感想の手札が「なんか良い」「このメロディー良い」「ベースかっこいい」「この歌詞すごい」「ここエロい」の5枚しか持ち合わせてないので、深くは触れない。できれば、この記事を読んで気になって聴いてみた私より音楽理論に詳しい人が書いてくれる事を祈ろう。

基本情報

Alex Brady(Vo/Ba)Dillon Decapua(Dr、デザイン)Keyan Pourzand(Vo/Gt)の3人で構成。LA出身。メジャーデビューEPは下記のリンク。

その曲たちを例えるなら「神聖かまってちゃん」のようなオルタナティブなノイズロック、しかしボーカルや曲自体の雰囲気はイギリスのロックバンド「bôa」のような感じだ。

参考までに。
ノイズロックと言うと「非常階段」の曲みたいな激しいモノを想起する人も居るかもしれないが「julie」に於いてはそのノイズを主役にするのではなく、音を構成する為の最適量の使用に留めており、言わば差し色みたいな感じである。それが退廃的で皮肉的な歌詞とメロディーをより鮮明に彩り、味を出している。

始まりはなに?

Alexとkeyanは元々知り合いでありスマブラをするような仲だった。Alexは家族の影響で歌とギターが身近にある生活を送っていた。ベースは趣味で、バンドを始めるまでそんなに本気じゃなかったらしい。
keyanは高校の途中からストレス発散の為にギターを始めたらしい。
Dolianとはショーを通じて知り合い、徐々に仲を深めていった。彼は元々ベースとボーカルを高校の頃習っていたが、突然独学でドラムを始め今に至るらしい。
なので、彼らは自分の楽器使いについてまだ慣れないと言っている。
そんな彼らだが音作りは繊細でとても考えられている。それぞれが曲を作り、メロディーやリフを組み立てあい弱点を埋めるように補い合う。そうして一つの曲が生まれる。
上記から察せるように、最初は趣味の集まりみたいなモノだったが、やっていくうちに自身たちの表現したいモノ、作りたいモノを理解し今の「Julie」になった。

曲の特徴

例えば、このインディーズ時代の曲である「Flutter」これは先までに述べた「julie」の特徴が色濃く出ている曲だと思う。
元々は簡単なリフから産まれた曲で、途中のアイデア出しで小説のような3部構成にしてみてはどうだろうかと言う意見が出て、自身らの成長と音楽としての深みの為にそれが採用された。それに意味がありそうで無い、日本的に言うならポエミーな感じ。方向性は全く違うが「やくしまるえつこ/ティカ・α」のような。
メジャーEP以降はそこから更にブラッシュアップされた曲作りをしており、一番最初にリンクを貼たデビューEP「pushing daisies」では思春期的な若さゆえの「怒り」や「孤独」をテーマに曲が作られ、メロディーに寄り添う歌詞も意識されたモノになっている。
彼らは常に根源的なテーマを意識しながらも、新しい技術やアイデアを盛り、より自分たちの表現を活かしていく。
それが聴いた人間の心の病みを増幅させるようなモノだとしても、怠惰で衝動的な感情を打ち出していく。

ジャケットとかに居る女の子は誰?

DrであるDillonがこのバンドのデザイナーである事は最初に書いたが、そんな彼がラクガキから生んだ女の子である。

彼の個人Instagramアカウントより

彼らのEPのジャケットには彼女が全て映っている。
音楽だけでなく、アート面も売り出したいと彼らは考えており、ジャケットのデザインもメンバーで意見を出し合って書いている。現代的な思考による絵と音楽の融合、ブランド化。しかし、それらはどこかアンダーグラウンドで古くより支持されるサブカル感。でも未来的な面もある。様々な面の調和こそ「julie」の追いたくなる魅力であるのだろう。

最後に

ここまで読んでくれてありがとうございます。簡単かつあまり美しくないまとめ文になってしまいしたが、少しでも彼らに興味を持っていただけたら一ファンとして嬉しいです。

上記リンクには彼らのwebサイトや公式discordサーバーへの招待リンク、デザインの彼女を使った商品やレコード盤などが売ってるショップへのリンクが纏められています。そちらも是非。
改めて、彼らの曲を聴いてみてくださいね。

引用元記事


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