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『わかものと』 能登半島地震 学生ボランティア派遣プロジェクト


わかものとについて

「わかものと」は、学生主体で能登半島地震の復興に取り組むボランティアチームです。
私たちの目標は、震災で被災された地域に「わかもの」の力を活かし、柔軟かつ迅速に支援を提供し、短期的・中期的・長期的に能登の方々の生活を支援することです。
現在、株式会社御祓川やNPO法人ETIC.をはじめ行政も関与する中間支援組織との調整を経て要請を受け、学生が有志で被災地に向かい活動しています。

サポートしてくださっている団体様
アドバイザーの方々

活動内容

  • 避難所の運営サポート

  • 個人宅や事業所の片付けのお手伝い

  • JMAT(日本医師会災害医療チーム)事務スタッフ

  • ガソリンスタンドの給油支援

  • 震災ゴミのゴミ出し

  • 炊き出しサポート

  • 支援物資の輸送

  • 医療クリニックでの看護スタッフ

  • データ整理やクラファン支援等のオンラインボランティア
    などなど

お金のない学生でも現地に行ける体制を構築

・交通費支給
・宿泊場所(滞在費)あり
・貸し出し用の車もあり
・前任者から引継ぎあり
自立して動ける支援体制を構築した上で、被災した事業者や避難所等と学生ボランティアをマッチングしています。

千葉県の勝又自動車様からお車の提供をいただいております。

クラウドファンディングを実施中

上述の通り、支援金・寄付金の中から学生ボランティアへの交通費支給を実施しており、現地にも参加するボランティアにも負担のかからない形を作っています。
私たちの活動は、支援者の方のご協力が不可欠です。もちろんお金のみを寄付するサイトも数多くあり、そちらの方々のご支援もとても重要ですが、私たちのような実際にボランティアに行く学生にご寄付をいただくことで、学生が地域に貢献する姿を応援していただけると嬉しいです。
▼クラウドファンディングページはこちら▼

拡散にご協力お願いします!

これまでの取り組み

【1月1日】
能登に行ったメンバーと連絡をとり、団体を設立。
【1月2日〜3日】
被災地の復興支援において、実際の経験をもつ方々からヒヤリングする勉強会を開催。

本団体のアドバイザーのせんだい・みやぎ NPO センター代表理事で一般社団法人ワカツク代表理事の渡辺一馬さんは、東日本大震災の当事者として被災し、NPOのリーダーとして全国からのボランティアの取りまとめ役を現地で行った経験をお持ちです。現地入り後の適切な振る舞いやポイントについて学びました。
一般社団法人復興応援団代表理事の佐野哲史さんは、07年の中越沖地震や11年の東日本大震災においてボランティアとして活動し、地域活性化コンサルティングを行なってきました。警察や自衛隊の出番がある中、状況が判明しボランティアの受け入れが可能になった際の動き方について学びました。

メンバー数が100名を超え、オンラインでできる業務を開始。孤立している集落をAIを使ってデータ化し、必要としている人に届けました。また、紙で管理していた避難所の情報や管理をデータ化。

オンラインで避難所の孤立状況をAIを使って可視化

【1月4日〜6日】代表 納田を含む3名の先遣隊を被災地に派遣。飲料水を避難所等に届けつつ、ボランティアのニーズ調査と滞在場所を探しました。

【1月9日〜現在】
すでに30名の学生ボランティアを被災現場とマッチング。
個人宅や事業所の手伝い、避難所の運営支援などを中心に活動中。
▼詳しくは下記ノートをご覧ください!▼

学生ボランティアに参加するには

最初は入ることが難しかった奥能登地域のボランティアのニーズも増えてきている

申し込みの流れ:
「わかもの」参加申し込みフォームに記入
② メール宛に届いたリンクから、「わかものと」公式LINEを友達追加
③ 参加したい日程の募集に応募

SNSでの情報発信

当団体の活動内容は各種SNSで発信しております。

フォローやシェアにご協力よろしくお願い致します。

「わかものと」運営

代表:納田 薫(のうだ かおる)
副代表:清水 涼太 (しみず りょうた)/高田 太陽(たかだ たいよう)

なぜ私たちが能登なのか?

団体設立のきっかけ

2023年1月 能登での出会い

昨年1月、代表の納田は、富山での大学の授業をきっかけに能登町に行きました。能登で出会った方々と雪合戦をしたり、カジュアルにお話をした1つ1つの出会いが素敵で、かつ会った方の熱量がすごいことを今も鮮明に覚えています。

初めて来た学生である我々をここまで手厚く受け入れてくれたことに驚き、能登の暖かさを実感しました。私は能登のフィールドワークを通し、「地方創生は人との出会いで、その出会いが人を、地域を強くする」と実感しました。
地方にもう一度来てもらうためは、「人」が全てです。私たちがなぜ地方活性に取り組むべきなのかを理解する事ができました。

「学部のみんなに能登に来てもらい、能登を知ってほしいね」と話していた矢先に、地震が発生しました。
能登に恩返しをしたい。何か役に立ちたいと思い、自分の学部だけで始めたこの団体が、学生から学生へ繋がり、大きな団体に成長しました

なぜ学生が力になるのか?

❶ 現地のニーズを理解し、受け入れサイドの迷惑にならない拠点を構築し行動することができる
我々学生は柔軟かつ素早く変化に対応できる特徴があります。これにより、現地のニーズを的確に把握し、かつ拠点を持つことで受け入れサイドにとって負担や迷惑とならないような効果的な運営の仕組みを構築することができます。

❷ 若い力を活かし、マンパワーを提供すること
我々学生たちはエネルギッシュで、高いモチベーションと行動力を持っています。これにより、大規模な支援活動や物資輸送など、多くの人手が必要な作業にいちはやく取り組むことができます。若い力を結集することで、迅速な支援を実現できます。

❸ 遠隔からでもアクセス可能な連携力
ボランティアは現地作業だけではありません。実際に現時点では避難所や孤立集落のデータ収集作業や被害状況の可視化、二次避難先のマッチングオペレーターなどをしてきました。私たちはオンライン環境だからこそできることで連携をした支援が可能です。
ですので、物理的な距離を超えて支援のつながりを築き、必要な支援を遠隔地から提供できます。行政などと比較して、柔軟かつ迅速な行動が可能です。

❹ 時間と力と志をもつ学生が150人いる。学生だからこそのつながる力
プロジェクトに参加している学生は、多様なバックグラウンドや専門知識をもち、異なる学問領域での交流が盛んです。これにより多様な視点や支援方法が生まれます。
学生だからこその幅広い横の繋がりにより、素早いスピード感を持ち、紙ベースでの契約や、襟を正してお願いをすることなく、お願いされたらすぐに連携をしてオンラインから支援をしたり、すぐにお金さえあれば現地に飛ぶスピード感があると言う学生がほとんどです。

❺ ボランティア以降の長期的な繋がり
震災はボランティアで瓦礫を撤去しただけで全てではありません。その後の産業の復興や長期的な支援が必要です。そこでも学生の力を使うことで、より長期的な支援を行っていきます。例えば学生による交流などが挙げられ、学生の力で地域活性の取り組みを行っていきます。

パートナー団体紹介

地域活性化コミュニティ Rural labo

地域活性に携わっている / 関心のある全国の若者が集うコミュニティ
現在メンバー数:630人
Rural留学という学生向け地域留学事業も展開(現在3自治体で合計4回開催)
代表:小菅 勇太郎(こすげ ゆうたろう)/村上 悠剛(むらかみ ゆうごう)
副代表:西村 優一(にしむら ゆういち)

金沢大学有志団体「石川・能登未来知図」

金沢大の学生有志約10人による、能登半島地震の被災者や支援者向けの情報サイト立ち上げを行う
代表:橋本 晃貴(はしもと こうき)

学生医療支援NGOGRAPHIS

GRAPHIS(グラフィス)は今年で設立20年目の首都圏の大学生から構成される学生団体。
カンボジアへの医療支援とボランティアカルチャーの伝播を理念に活動中。
代表:神山 璃湖(かみやま りこ)

能登半島地震・学生支援募金プロジェクト

能登半島地震で被害に遭われた学生を、全国の高校生が支援するプロジェクト。運営母体は全国の高校生生徒会のネットワーク。
代表:中山 智寛(なかやま ちひろ)



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