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【開催レポート】2023年8月 のと未来会議レポート〜後編

2023年8月5日にNOTO CROSS PORTで開催された「のと未来会議」のレポート記事後編です。

「のと未来会議」は石川県の能登町で始まった豊かな暮らしと未来のために対話する場です。

会議前半はゲストトークで始まり(前半記事はこちら)、後半は参加者が小グループに分かれ対話する時間となりました。


能登町に初めて足を運んだ方、何度も繰り返し足を運んでいる方、在住の方、そしてグループ内で話した内容をイラストを使って見える化のお手伝いをするグラフィッカーを交えて、各グループで能登町のことを話し合っていきます。

 

グループ対話のテーマ
~のとを五感で感じて、この場の皆さんとつながろう~

問い:皆さんの気になるorオススメしたい能登町のスポットはどこですか?

まずは能登町の気になるorオススメしたいスポットについて、選んだ理由やきっかけ・エピソードを交えて話し合いがされました。私が参加したグループでは、沢山のスポットの話が出て盛り上がりました。

●おしゃれカフェスポット

・変わったコンセプトやこだわりのメニュー、お店から見える風景が絶景だったり、とにかく個性的なお店が多い

在住の方も意外と知らない最新のお店情報が出た

・カフェのオーナーが地元の方だったり、移住された方だったり、共通していたのはオーナーと会話ができるお店であること

 

●海

・宇出津(うしつ)港から見える立山連峰(見えるかは運しだい!?)

五色ヶ浜(ごしきがはま)から見えるエメラルドグリーンの海

・車で走っていても、町歩きしていても、宿の窓からも見える

 

●ごいたのモニュメント

・宇出津で生まれた和製ボードゲーム(将棋に似た駒を使って2人1組で相手方と対戦)

定期的に大会が能登で開催され、全国から参加者が集まる

・宇出津の「ごいたモニュメント」はごいたの聖地(モニュメントに触れると「ごいた士」にクラスチェンジできるとか!?)

 

●あばれ祭り

・祭りの日は、町民の何倍もの数の参加者が能登町を訪れる

大人になって能登町から離れた人も祭りに参加するために戻ってくる

・キリコは誰でも担げる(担ぎ手不足で、担ぎたい方大歓迎!

とにかく熱い!熱い!!

グループ対話の様子:付箋やペンを使って能登町のスポットが紹介されていく

 問:皆さんの話を聴いて、どんなところへ行きたくなりましたか?また、そこで感じたくなったこと/体感したくなったことはなんですか?

気になるorオススメしたい能登町のスポットがひとしきり出た後に、どんなところに行きたくなったか?をグループで話し合いました。
私の参加したグループでは、スポットではない能登町の魅力や、その魅力の存続をどうするかなど、深い話まで出ていました。

 

●オススメスポットも良いけど、何気ない里山の風景が良い

・観光客の目線:初めて訪れても、懐かしいと感じる

・能登町出身者の目線:風景の良さは、能登町を離れて気づく(比較するものができると良さに気づくのでは?)

・町並みからふと見える海、窓から見える海、何気ないけど贅沢な風景

 

●静と動の魅力

住んでいる人から見た良さ、観光客から見た人の好さがある

・あばれ祭りが動の魅力なら、何気ない里山の風景は静の魅力

・当たり前に感じていた能登町の良さは、実は当たり前じゃない
存続させる動きがないと存続ができない。

 

グループ対話の様子:グラフィッカーがイラストを交えてグループ内の会話を描いていく

 

問い:能登町の魅力は、どんなところにあると思いますか?

グループ対話の最後に、参加者それぞれが思う能登町の魅力を「NOTO CHOICEカード」にしたため共有しました。

 

思い思いの場所にカードを張り付ける形で、能登町の魅力が集まった地図に


ここまでレポート記事をお読みいただき、ありがとうございました。

今回、グラフィッカーとして「のと未来会議」に初参戦でしたが、参加者は初めまして同士だったり、能登町への関わり度も様々な中で、一緒に能登町の未来を考えることで、私も能登町民の一人になったような気持ちになりました。

話し合いの中で出たスポットがめちゃめちゃ気になって、さっそく次の日に「ごいたのモニュメント」「五色ヶ浜」に行ってみましたよ。
次回、能登町を訪れた際には、「ただいま!」と言ってみたいと思います。

 

(記事:くみっきー)

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