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6月のオススメ曲は、ARBの魂こがして
ARBは1997年に結成されたロックバンド。「スポットライトは孤独を映し 色褪せた場面にピリオドを打つ」ステージの上に立って歌う事でしか、当時は歴史に残こす恋と共にしらけた音楽シーンを変える手段がなかったんでしょうね。別の曲、『ROCK'N'ROLLER』では、何でも揃うような東京での物足りなさ(多分自分自身の本音と云う真実の生を生きる事の充足の欠如か)を、たった一度きりの人生の自由の道で生まれ変
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エレクトリック・サーカス
ミッシェルガンエレファントが解散前に発表した記念的傑作。
「俺達に明日はないってこと
はじめからそんなことわかっていたよ
この鳥達がどこから来て
どこへ行くのかと同じさ」
切なそうなイントロに響き渡るギター。
どこからともなく現れたカップルの接吻。見世物に燃え上がる空。その先に行く覚悟。夜になれば咲く花。
この曲をかいつまんでいいくくめるとそんな感じだ。無
NirvanのSmells Like Teen Spriteとは何であったか?
グランジロックの傑作。
倦怠を紛らわすかのような憂さ晴らし、終わるまで続く小さなグループ、自信が祝福されたと感じる多幸感、気にするなと諭すような台詞、つきまとうだろう酷さに呼び掛けるリフレイン(Hello~How low)、バンドもカート自身が楽しむ事込みだと言わんがばかりのブリッジのフレーズのシャウト(It's less dangerous~)、そして、最後には、それではダメなんだと言わんがば