ウクレレ② きらきら星を弾く
ウクレレを毎週末に弾くことにした。
何が目的かはよくわかっていない。
癒しなら、家族がいるので十分。
音楽でご飯を食べようとは思わない。
ウクレレ自体に興味があるわけでもない。
とはいえ、弾くのである。
きっかけは、音声アプリであるDabelのユーザーのひとりがウクレレ講師であった、ということだ。
友人がそれをSNSでシェア。
なんだか楽しそうだったので、乗ってしまった。
そういえば、まったくの無から音楽、楽器を弾く、ウクレレと繋がってきたわけではない。
私は、かねてよりバイオリンを弾くことに憧れていた。
妻がマリンバニストなのだが、ゲーム音楽団体に所属していたこともあり、オーケストラに触れる機会が増えた。
その中で、バイオリンに魅了され始めたのだ。
その後、バイオリンを弾いていて目立つアーティストの演奏を聴くようになった。
葉加瀬太郎は、その典型であろう。
ちなみに、私のもっとも好きなバイオリンを扱うアーティストは、style-3!である。
彼らと5年ほど前に出会ってから、それを越えるものと出会っていない。
バイオリンが気になり、ジブリ作品の『耳をすませば』を観て、バイオリンの奥深さを改めて堪能したほどだ。
別にあきらめたわけではない。
バイオリンは、ウクレレをある程度弾けるようになったあと、挑戦してもいいと思っている。
ようやく本題だが、ウクレレできらきら星を弾くところまできた。
ドレミファソラシドのあとの課題だ。
とうとう、音楽らしいものを奏でられた気がしている。
この調子で進めたい。
と、一言残したかっただけなのだが、まさかバイオリンの話題を引っ張ると思わなかった。
これも、ウクレレがくれたきっかけと思えば、本望である。
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