THINGiというボードゲームをみんなでやってみた。
友人の知る人ぞ知る画家である大野幸子氏が，THINGiめっちゃおもろいっていう投稿をしていて，つい反応。秒速であれよあれよと幸子氏と縁のある方とのオンラインゲーム会が実現。繋ぎ力すさまじいです。
ビジネスボードゲームTHINGiご購入のご案内 | 株式会社クラウドクリエイションズ (cloudcreations.jp)
THINGiについて
THINGiは，楽しみながらビジネスを学べる体験型ボードゲーム。
ボードゲーム。
かの有名な人生ゲームを久しぶりにやってみたという感じでした。
しかも架空ではなく非常に現実的な世界です。
ざっくり乏しい理解の中での説明ですが，
ルールは簡単。時間内に，目標月収を叶えたら抜けることができます。
（抜けずに残ることも可能）
プレイヤーはまず目標設定をします。
目標を書いて，得たい月収を書く。
すると，そうなるためにはどんな思考やスキルが必要かが見えてくるというものです。
次に時間とお金を与えられます。
最初は会社員＋副業の立場。
そのままでい続けてもいいし，フリーランスになったり，自営業者（経営者）を目指すことができます。
時間を使うとサイコロを振って，自分のコマを進めることができます。
マスにはイベント（スキルを得ることができる）があったり，クエスト（問いに答え他プレイヤーの称賛を得られるか）があったり，基礎能力を高めるためのものがあったりと，時にはトラブルもありながらも成長要素が散りばめられています。
ゲームのつもりで始めたのに
最初は，せっかく集まった皆さんとのご縁，とにかく思い切り楽しもうという心意気でした。
しかし開始30分ほどで気持ちが切り替わっていることに気づきました。
いつの間にか，自分との対話，そして今後どうしていくべきかを真剣に悩みだしたのです。
というのも，必ずしも経営者になればいいものでもなく，会社員＋副業でいい人もいるのです。自分がどんな目標を持っているかによります。
私はフリーランスを目指していたので，相応の動きをしていました。
目標には叶わなかったものの，自分のしてきた行動について見つめ直すことができました。
衝撃だったのは，終了時の月収や所持金などが，当時フリーランスであった頃と類似していたこと。もちろん高い時もあるので一概に言えませんが，平均すると大体同じぐらいになったのです。
これを受けて，自分のビジネスが成功するか否かは，毎日の行動にかかっていると実感することができました。いきなりドン！ とチャンスが来て，いきなり成功するわけではなく，積み重なった結果が純粋に数字として表れるのでしょう。
各プレイヤーの性格がにじみ出ていることも印象的でした。
心理を学んでいる身としては，やはりそういう「一概に見えないけどはっきりとその人を表す所作」に注目してしまうようです。
淡々と自己紹介をするよりも，THINGiをプレイすることのほうがよっぽど自分のことをわかってもらえるものなのではないでしょうか。何より自分が，自分のことを理解できるものと思います。
単純におもしろい。
そして，もれなくビジネス教養と自己理解がついてくる。
これは是非おすすめしたいツールですね。
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