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「自分を整える」とは何か

stand.fmでゲストの彦根由実氏と楽しくお話させていただいた。

そこでは主にエネルギーワークと丹田の話をした。

エネルギーワークというと漠然としているのだけど,人間に備わっている電気や筋の話などと解釈している。

丹田はおよその人の中心に備わっている,確かにそこにあるもので,実際にはないもの。という解釈にならざるをえなかった。

私は,彦根氏のワークを受けてみて,まずは過去に嫌だ(と感じていた)ったことを,楽しかったことにした。
潜在意識の書き換えと呼ばれるものらしい。

ワークの元となっている手法はキネシオロジーである。
浮かぶことをたんたんと話し,頭を触られながら進めていった。どこの筋が動くかを見ていたらしい。筋反射と呼ばれるものだ。

そのあと,丹田のワークというかレッスンというか,基本的な説明の後に,丹田の存在を具体化し,どんな動作をすればそれが機能するかを教わりつつ実践した。

丹田が機能すれば何が起こるかというと,「不随意筋を動かす」という目的から逸れることを恐れずに言うと,本来持っている力を引き出せるようになる,と言っていいと思う。

何はともあれ,その丹田ワークで身につけた動作をここぞというシーンで使ってみると,劇的に力を発揮することができた。

具体的には,いつも緊張して委縮してしまうようなシーンで,まったくそのようにならなかったという結果を得た。
年に一度の会社役員や大学の教授が集まる場での司会進行で、いつもより声が張り、会話がスムーズに進み、キレが桁違いによかったのである。

驚くべきことは,一時的なものではなくワークを受けて3週間ほど経つ現在,当日とまったく様子が変わっていないということである。

優れた整体師の施術,コーチングやカウンセリング,ヨガなどいわゆる「自分を整える」ことを人並には大切にしてきた自分であったが,ここまで整うものかと驚いた。

以前の人との交流を心から楽しむ自分を取り戻し,そこに気構えのようなものがなくなった。おおざっぱに言えば,開けた状態になったと言える。

かつて何度か経験した,何かの刺激を受けてやる気がみなぎってきて行動的になるといった事象とは明らかにちがう。

そこには明らかに燃えたぎるようなパワーがあり、よくよく考えてみると燃える元となる木や、ガソリンがなくなれば火がすぐに消えてしまうのは明らかだ。

しかし今回はちがった。あくまで冷静な中で,しかも視野を広げて,自分の情熱に正直に,自然に向き合っているのである。
省エネにも関わらず、やる気だけ満ちているのだ。

この姿勢になれることこそ,自分を整えることなのだと実感し,少しずつ味わっている。

具体的に何をやればいいか?

実は、人によって向き不向きがある。

一般的には心を整えるというとヨガやジム通いなど運動と連動したものが浮かぶかもしれない。

実は、それらは思考あるいは筋肉タイプの人が向いているものであり、そうでない人もいる。

そうでない人が、気功や合気道などを試してみるのも手だ。

あくまで自分で試し実践する中で、心地よいものを見つけるのが最短ルートなのである。

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