わたしたちは焦らなくていい
なんか最近仕事がとても暇なのです。暇って大変なことでもあります。意味もないことが頭に浮かんで辛くなったりしますから。
そういうときって、なんだか焦って生産的なことをやりたくなるんです。今日もちょっと気合が入って「Pythonでもいっちょ学んでみるか」と思ってみたり。
でもわたしたち(=大体の日本人)は
「ぶっちゃけ何も焦らなくていい。」
のでは?
と思う。
その理由3つ。
自分は絶対にいつか死ぬから
本当に、人間はみんな死ぬ。あと1年か10年か50年かの違いだけで、今のところ全員地球上に生まれてきた人間は死ぬ。人生あと何年か、呼吸して、まあまあなご飯食べて、友達や恋人や家族と笑って過ごして、なるべく病気にかからないで死ねればそれが悪くない人生。焦って色々やったところで、みんなちゃんと死にますから。終わりは決まってますから大丈夫。
自分の時間は絶対に24時間しかないから
あれもできるようにならなきゃ、これもできるようにならなきゃと焦ることがある。でも考えてみれば、そんなに色々できるようになったって、僕の一日はいままでもいまもこれからもずっと24時間しかない。そして、毎日8時間くらいは寝たい。色々一人でやろうとしたって、一人で16時間活動するのが限界。それよりも、自分くらいの能力の人と二人で8時間活動したほうが楽だし、今後の発展が見込める。
今の生活に問題はないから
これはね、人によるとは思うのですよ。みんなそれぞれ辛いことはあると思うのですよ。会社でのコミュニケーションがうまく取れないとか、友達がいなくて毎日寂しいとか。だから、みんなとは言いません。
でも、まあまあな数の人がこれなんじゃないかな。毎日家があって、そこそこの味がする食べ物があって、清潔な洋服もあって。外に出れば新鮮な空気もあるから散歩するだけで気持ちがいいし。今の生活が続いても、そのまま問題なく生きていける。
おわりに
あと人生をちょっといい感じにしたかったら、毎日少しだけ楽しいことをするとかそういうのが出来ればもう文句なしです。今どき無料で楽しいコンテンツは無限にありますから(Youtubeとか)、それを見て楽しかったらよし。
こうやって思う日もあれば、人生に「大義」を求めてしまう日もあるのだよね。そういった人間の多重人格性が一番厄介なのかもね。