フラッシュバックさえなければ

いいのに。と強く思う。

泣いてしまうほどのフラッシュバックもあれば、たいしたことないはずだが、まあまあ傷ついてしまったことも僕はよくフラッシュバックする。


もうこのことは考えない。おしまい。

もう流したからもういいのだ。


そう思ったことも、その当時考えていた怒りやもやもやがぐわっと掘り起こされる。

本当に嫌だ。むしろ泣いてしまうほどのフラッシュバックより嫌だ。

フラッシュバック、で検索するとパニック状態のことばかり書いてあるが、僕にとってはちいさな、フラッシュバックと呼ばないようなフラッシュバックが辛い。

ふとした瞬間に、やってくるどうでもいい思い出と感情。これさえなければ、もっと物事を流して生きれるのに。根に持つタイプではないが、でも記憶は強く残っているから根に持ちたくないが、持ってしまっているタイプかもしれない。


ますます、自分が嫌いになるからやめてくれ、僕の脳みそよ。

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