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フラストレーションがすごい日 日曜日

日曜日のテンションは出だしで決まる。

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散歩に行こうと11時ごろ家を出たが、持ち出したカメラにバッテリーを入れ忘れていた。

大きなレンズのついたフルサイズのカメラを持っていたのに。

出かける直前、うきうきレンズを付け替えたのに。

バッテリーが入っていない。

朝、一度バッテリーを入れて残量を見たら100%ではなかったので、もう一度チャージャーに戻してしまった。それが運の尽きであった。

肩から下げた、それなりに重い、バッテリーの入っていないカメラ。

これほど無駄なことはない。

しかも、バッテリーを入れ忘れていることに気づいたのは、最寄り駅から急行に乗って数駅行った先である。

つらい。

もっと言えば、電車の中でyoutubeに集中しすぎたせいで乗り換えを忘れたり、バッテリーの入れ忘れに気づく前にもいろいろあったのだが、もはやそれを詳細に語る気力すらない。

とにかく急いで家まで戻り、バッテリーを入れた。

1時間以上、無駄な時間を過ごした。

妻が呆れた顔で見ている。

仕切り直しだ。

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気を取り直して青梅に向かう。

今度はしっかり乗り換えを成功させる。3回とも。

東京歴は長い。乗り換えなどお手の物である。


道中、拝島で途中下車などしてみたが、取り立てて日記に書くような出来事は起きなかった。

書くことといえば、メルセデスの廃車がいい感じだったことくらい。

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青梅についてふらふら歩く。

ここでも特に何も起きない。

何も起きないのだが、とりあえず感じたことを書いておく。

青梅の町は、昭和レトロと映画看板と猫を推している。

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こういう看板がそこら中にある。

問題なのは、いくら町を歩いても本物の猫が見当たらないことだ。

民家から犬の鳴き声は聞こえるのに。

小型犬を散歩させる住民とは、よくすれ違うのに。

猫がいない。

青梅には犬派しかいないのだろうか。

猫を推すならちゃんと本物の猫も見せていただかないと困る。

期待値だけを上げて、それに応えないというのは客商売として一番やってはいけないことではないだろうか。

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怒りの感情が文章に浸透してしまった気がする。

申し訳ない。

しかし、それもこれも全て、カメラのバッテリーを入れ忘れたことに端を発している。

日曜日のテンションは出だしで決まる。


明日のためにそろそろ寝ようと思う。


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