一代一事業
「うちの家訓は、一代一事業です。」
先日、Nagoya Atotsugi Venture Projectキックオフミーティングというイベントで登壇させていただく機会があった。その際、ご一緒した本多プラス株式会社の本多社長の言葉。
すごくしっくり来たので、うちの家訓にもしたい(笑)
繊維製造業を継いでしみじみと、産業には時代的な役割があるな、と感じる。時代にそぐわない事業を無理に延命することは、お客様にとって価値がないばかりか、働く人にとってもやりがいだったり、充分な給料だったりを与えることができない。
事業がまだピチピチしている場合は、もちろんその事業をしっかりとやるにこしたことはない。
でも、そうじゃない場合に、アトツギに求められることは、事業そのものを引き継ぐことではなく、その会社の物語を引き継ぐことなんじゃないか、と最近は考えている。物語を引き継いだ上で、現代的に再解釈し、事業を新たに興すこと、これこそが求められているんじゃないかな、と。
自分も道半ばなので、自戒も込めて。
余談だが、「一代一事業」で検索すると、トヨタの豊田家の家訓でもあるみたい。
こちらの東洋経済の記事、面白いのでシェア。
Good Luck!
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