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みんな、どんな心構えで文章書いてる?


私は文章を書くことが好きだが、
それと同時に文章を書くことが怖い。

自分の心の隙間や足りない部分が浮き彫りになる。
プライドの高さや、理想と現実のギャップをそれらしい発言で埋めようと焦る自分が綺麗に投影される。


自分への怒りを社会への怒りにすり替えてぶつけてしまうことも、言い訳も、寂しさも、全て伝わる。
口だけってのも見事にバレる。
考えの浅さも薄さも、全て伝わる。


抑圧された本心の求めるものが、見事に表層に浮かび上がる。
綺麗に偽装されていても、何故か読み手にはその人のことが鮮明に伝わる。


上手いことを言ったり有益そうな言い回しを捻り出したところで、その裏に透けている承認欲求が透けて見える。



自分の言葉で語るのは難しい。

でも、こうして文章を書くことで自分の足りない部分を浮き彫りにする。


大人になればなるほど、今までの人生で満たされなかった本心の欲望は抑圧されて、理性で偽装された思想を本音と思い込んでしまう。
その欲望が文章に出る。


でも、だからと言ってそんな自分を恥じて書くことをやめてしまったら、そこから何も進まない気がする。

こうして書き続けていれば、本音がいつか掘り出せる気もする。

私が尊敬してやまない加藤諦三先生も言っていた。自分についてふりかえって書いてみることだ、と。

そして、書いたものの一部をこうして公開してみる。

見ている方が恥ずかしくなるような内容だが、一読してくれたであろう人がいることを想像すると嬉しい。

こうして足りない自分をさらけだして、日々自分をアップデートしていく。


きっと、精神や頭脳の筋トレのようなものだ。



そしていつか、人の心に届くような、人の役にたつような、そんな真髄にふれる文章がかけるようになりたい。

みなさんは、どんな文章を書きたいですか?

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