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創造力の宇宙- こども本の森

先日遅ればせながらやっと、中之島の「こども本の森」に行ってきました。
噂には聞いていたのですが、子供はもちろんのこと、想像以上に大人も最高に心躍る場所でした!

建築めぐりが趣味の一つの私としては、まず空間を体感するのも大きな楽しみでした。
座って読める階段、壁面を埋め尽くす本棚。安藤さんの建築の中とあって少し冷たさが感じられるのかと思いましたが、
木のぬくもりが感じられるあったかい雰囲気。明るい図書館内はとても居心地が良く、子供の大きさに合わせた優しく楽しい工夫がたくさんあります。

そして、選書内容。
前回も少し書きましたが私は以前洋書を扱う仕事をしていたので、絵本と共にどのくらいどんなアートブックが置かれているのだろうと興味津々でした。
選書された幅さんは、業界(というか世間でも)誰もが知るトップランナーの方で、
あらゆるジャンルの書籍に深すぎる知識を持った方です。
絵本はもちろんのこと、本来大人が見るような大型のフォトブックや古書も置かれ、あえてボーダーを意識されていないようでした。
「これを置くとは!」と感動する本もたくさん。
漫画も多く置かれています。さすがすぎる…

子供たちが、座って本を読んでいるのはもちろんですが、
私のように大人だけで静かに楽しんでいる方もたくさんいらっしゃいます。

思うに、ここはこども向けといういう以上に、
大人がこどもに戻れる場所でもある、と実感。
子供のように、純粋に周りを気にせず空想の中に没頭できる。
そして、煮詰まったときに「創造力」を爆発させてくれる場所です。

既に2回行きましたが、定期的に行きたくなる。
今はだいぶ予約も取りやすくなりましたので
大阪にお越しの際はぜひ立ち寄っていただきたい図書館です。

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