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LINE MUSICとnoteがコラボした、「#いまから推しのアーティスト語らせて」投稿コンテストの審査結果を発表します!

10月23日から約1ヶ月間、みなさんの好きなアーティストへのあふれる想いを募集した「#いまから推しのアーティスト語らせて」投稿コンテスト。期間中(10/23-11/30)には、2,050件もの作品をご応募いただきました!たくさんの素晴らしい作品を投稿いただき、ありがとうございます。

noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。

審査員3名とLINE MUSIC編集部による選考の結果、下記のように受賞者が決定いたしました。

※各記事のコメントは、審査員からの講評をまとめたものです。

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【グランプリ】
(3名)

1) 売れないロックバンドを応援する意味ってあるの? / まいしろさん

全体的に文章レベルが高く、完成度の高い記事でした。熱量をこめてただひたすらにa flood of circleのことを語りつづけているこの記事は、まさに「#いまから推しのアーティスト語らせて」のコンテストテーマにぴったりでした。読んだ人が「自分の推しのバンドを好きでいつづける勇気」を持てる記事だと思います。

2) わたし、亜細亜的功夫世代 〜こじらせサブカル女からの謝罪〜 / しりひとみさん

インターネットならではの文体でとても読みやすく、内容も共感を持てるものでした。中に入っている図解がとてもおもしろくて、インターネットミームとして流行りそうな印象です。“他の人になんと言われようと自分が好きならそれでいい”という記事自体のメッセージもすばらしく、とくに若い人に読んでほしいと思える内容でした。


3) 16歳のラッパー、Lil Teccaが掴んだインターネットサクセス / YOSHIさん

アメリカの16歳ラッパー・Lil Teccaについて、動画のリンクなども交えながら詳しく解説されていて音楽記事としての完成度が高かったです。「インターネットで成功したアーティスト」という話題自体も、時代の流れをつかんでいました。YOSHIさんは他にもさまざまな国のヒップホップについての記事を書いていて、音楽ライターとしても今後の活躍が期待できます。

【特別賞】
(1名)

無音を愛する私の唯一好きな音楽は / つぼたネコスキーさん

※特別賞は、つぼたネコスキーさんのTHE YELLOW MONKEYに対する愛が審査員の心にとくに響き、まさに本コンテストのテーマにぴったりだったため急遽設定いたしました。つぼたネコスキーさんには、準グランプリと同様の賞品にくわえて、noteより限定オリジナルグッズをプレゼントいたします!
文章表現がすばらしく、記事としての完成度がとても高い作品です。"リコーダーは穴のあいた硬いチクワ"や"先生から『紫』と言う色を紹介してもらったとき以来の衝撃"など、ひとつひとつの言い回しに気が利いていました。ラブソングに対して、好きでも嫌いでもなく、「ラブソングは平和だ」と表現するその距離感も絶妙でした。

【準グランプリ】
(18名)

ASIAN KUNG-FU GENERATIONとラブソング / 月の人 さん
1×1= / 千鶴 さん
AKBは夢を追いかける少女たちが居場所をさがすステージだ。 / もりもとあい さん
「大声」で「マイノリティ」するサカナクション / おかゆ さん
小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」について語らせてほしいんだ。 / 野宮 直喜 さん
Official髭男dismが無理だった話 / はるゆき さん
この世で一番かっこいい私のヒーロー #いまから推しのアーティスト語らせて / つかはらゆき(プロモーション企画制作) さん
17歳のきみへ、或いはASIAN KUNG-FU GENERATIONという弱い魔法 / ヒロノ さん
私立恵比寿中学10周年のうち、いつが最高なのか / ぬのむ さん
スピッツが身を挺して守り抜く自陣~あらゆる生き物へ届けられる光~ / 遊座守 さん
This is Peachful life(いまから岡村靖幸を語らせて。) / アマミミウ(雨ミミ雨) さん
等身大を越えてゆけ / Mica(ひらいみか) さん
なぜ世界が今BTSにハマるのか(BTSの人気をつくる5つの魅力) / Co. さん
拝啓、後藤正文 様 / 逆佐亭 裕らく (元.逆に佐藤) さん
拝啓、Mr.Children様 / めろん井 けけで さん
ゆらゆら帝国の良さをわかってほしい / あひる さん
4コマ漫画SS「Blue Monday」 / くそごり さん
私は神聖かまってちゃん側の人間だった。 / 松下ゆき さん
(※50音順に掲載)

各審査員からの総評

■柴 那典 さん

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2,000を超える作品が集まりましたが、全般的なレベルが高かった印象があります。審査にあたっては、「継続的に記事を書けること」や「あまりに自分ごとになりすぎてないこと」などの観点で、音楽に対してある種の客観性を保っている作品を選びました。音楽って、「聴いて楽しかった!」「面白かった!」で終わっていいものなんですが、その先に「このアーティストについて語りたい!」という欲求や衝動みたいなものをぶつけられるプラットフォームがあることはすごく意義があることですし、このコンテストの盛り上がったこともとてもうれしく思いました。

■草野絵美 さん

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どの作品もすごくクオリティが高かったです。アーティストへの純粋なラブレターの他にも、マーケティング視点だったり、思い出に沿った随筆のようなものもあって、評価がむずかしかったです。自分の聴いたことのある曲や、中高生時代の思い出と重なる部分がある記事にはとくに思い入れを持ちました。聴いたことがない曲の記事だったり、知っている曲でもテクノロジーの話にからめてあったり、自分とは異なる視点の記事を読むこともすごくたのしい体験でした。すべてを含めて、とても愛おしい審査だったな、と思います。

■ヤマモトショウ さん

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グランプリの中の2つと特別賞の記事は、自分がバンドをはじめる前に好きだったバンドがテーマなんですよね。ぼくが2000年代によく聴いていた曲が音楽記事として再発掘されたことに、今の時代の音楽との出会いかたみたいなものを感じて、すごく興味深かったです。ぼくが昔つくった音楽も、こんなふうにまた紹介されることがあったら、すごくうれしいんだろうな、と想像してしまいました。

■LINE MUSIC編集部

noteに音楽記事があふれてくれたことが、まずとてもうれしいです。そしてどの記事も音楽への愛があふれていました。全体的に、自分の人生や生活を踏まえて書いてくれた記事が多くて、音楽が人に密接に関わっているんだな、とあらためて知ることができました。音楽に対する思いや熱量がアーティストの方々の活動を押し上げていくと思うので、今回選ばせていただいたライターさんと一緒に音楽全体を盛り上げていけたらいいなと思っています。

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