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同じ会社の中でマーケターからデザイナーにジョブチェンジした話

📅この記事は i-plug Advent Calender 2019 【6日目】の記事です🎅🏻

新卒ダイレクトリクルーティングサービス Offerbox を運営している株式会社 i-plug(アイプラグ) の宮崎🎅🏻と村治🎅🏻です!

今回は稀有な例として、社内でマーケターからデザイナーに、未経験でジョブチェンジした“もとにん”さんをご紹介します。ご興味のある方、デザイナーを志している方に、一例としてi-plugで開発やデザインを担う人の姿を知ってもらえたら幸いです。

前提となる組織とポジション

i-plugは新卒ダイレクトリクルーティングサービス OfferBox (企業から学生にオファーを送る逆求人型サービス)の運営を行っています。ひとくちに「運営」といっても、学生、採用企業、学生が所属する大学など、様々なステークホルダとつながりながらビジネスを動かしています。

“もとにん”をはじめデザイナー、エンジニアは開発部に所属し、チーム内・部署内・社内と連携しながら業務にあたっています。

デザイン未経験だったもとにんさん。この組織の中で、どのような経験や考えを経てデザイナーになったのか?これからの話も含めて伺っていきたいと思います。

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入社からの他部署経験と企業視点

はじめまして、株式会社i-plugのもとにんと申します。前職までは文具メーカーの営業事務でしたが、4年前に転職し、今年からUIデザイナーとして働いています。

Q.もとにんさんはどのような部署で働いてきたのでしょうか?

もともとデザイナー志望ではなく、2015年の入社後はインサイドセールス(内勤での営業)チームに配属され、半年ほど従事しました。

ここでは月100件〜200件近くのテレアポ業務をこなしてきました。

当時の主な業務
・企業のリード獲得
・営業連携

その後は法人マーケティングの部署に異動。法人企業を対象として、主にセミナーや展示会といったイベント業務を担当していました。

イベントは多くの関係者と進める必要があり、情報共有や進行管理する力を鍛えられました。

当時の主な業務
・企業向けのセミナー企画・運営
・展示会の企画・運営

デザイナーになるまで、それぞれ毛色の違うポジションを経験しましたが、共通していたのは“企業”のことを考えていた点でした。

他職種からデザイナーに

Q.かなり大きなチャレンジだと思いますが、どんな経緯でデザイナーになったんですか?

i-plugに入社して4年目ですが、今年1月に開発部に異動し、正式にデザイナーにジョブチェンジしました。

以前学校でWebデザインの勉強をしていたのですが、ちょうど去年の会社の自己評価シートに「異動希望」の欄があったため、「やってみたい」と思い、開発チームへの異動を希望してみました。

未経験からデザイナーになるのは大変でしたが、こちらからお願いして社内インターンを経験させてもらい、現在の業務に従事しています。

Q.当初のイメージとギャップはありましたか?

学校での勉強と、実際のデザイン業務とはギャップがありました。Webデザインで学んだパターンとは違って、実務のUIデザインは小さな箇所の改善が多く、その箇所によって異なる要件を適えていく必要があります。

ボタンひとつでこんなに考えるんだ、と。そのどれも目的が異なり、その都度最適なアプローチを試行錯誤してきました。

Q.どんなことが大変でしたか?

はじめはファイルの場所から分からなかったです。開発環境のセットアップなど慣れない技術を覚えるのが大変でした。それも自分では分からないので、周りに聞きながら徐々に覚えていきました。

デザイナーは(たくさん)議論をする

あと、デザイナーって黙々と作業するイメージだったのですが、実際には経験した他の職種よりもたくさんの議論をしています。

同じチームでも、PO、スクラムマスター、他のデザイナー、エンジニアなどと議論し、他の人の意見を聞きつつ、“自分が納得しながら”デザインを作ります。チームなので自分の作業だけではなく、他の人のデザインやコードをレビューし、お互いの品質担保に努めています。

幸い対話ができているので、納得できないことのほうが少ないです。

今までを振り返って

今までで一番印象に残った「学生インタビュー」

デザイン作業ではないんですが、大学での「学生インタビュー」が印象に残っています。インタビューを通して、学生の思っていることに耳を傾け、求めるニーズや隠れたインサイトを探りました。

はじめは、“インタビューもデザイナーの仕事?”と聞いて、びっくりしました(笑)でも経験則や感覚値ではなくインタビューによって得られたユーザーの要求を、実際のものづくりに活かすことができました。

この経験をもとに、いま現在も、多くの人に協力してもらって、ユーザーテストやインタビューを実施しています。

デザインに活きる企業視点

私が関わっている OfferBox には大きく分けて、学生側の画面と企業側の画面があります。特に企業側の管理画面では、企業がやりたいこと・企業視点でのビジネスニーズの理解が役に立っています。

マーケティングの部署を経験したことで、企業視点からCX(カスタマー体験)を考えることができています。リサーチやテストといった評価も大事ですが、業務を通じて視点を獲得できたことが役に立っていると感じます。

これから

今どう思っていて、これからどうなりたいですか?

先のことはまだ分かりませんが、今はまだ1年弱でデザイナーとしての経験も少なく、全方位的に強化したい。制作だけでなく、ディレクション領域を強めていきたいな、と思っています。

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編集後記

いかがでしたか?
他にない経験を経てデザイナーにジョブチェンジしたもとにんさん。同じ会社で事業のことや、企業の視点を身をもって知れたことは、デザインスキル以上に仕事に影響しているようでした。

未経験からチャンスを叶えたもとにんさん。今後もぜひ活躍した姿を見せてほしいと願っています。ご拝読ありがとうございました。

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📅弊社 i-plug Advent Calender 2019 を引き続きご覧ください!!!🎅🏻

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