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思う・言う - 行動する - 「継続する」 - 成果を出す

思ったり言ったりすることは自由です。だから、頭の中に思い描いたことを口に出す時に、制限はありません。

「レポート、明日の朝までに必ず提出しますから!少し待ってください!」
「1つでもいいので、大手企業から内定が取れたらいいなと思ってます。」
「大学生になって一人暮らしが寂しいので、彼女を作ろうと思ってます。」

でも「言うは易く、行うは難し」という諺(ことわざ)にもあるように、思いついたことを言うことは誰でも簡単にできますが、実際に行動するとなると難しくなります

だから、上のような思いを誰かに伝えたとしても、実際には行動しなかったり、忘れてしまうこともよくあります。つまり、思ったり、口に出したりすることと、行動することの間には大きな「ギャップ」が存在するのです。

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言うだけ・思うだけなら、誰にでもできる!?

これと同じように、行動すること継続することの間や、継続すること結果を出すことの間にも同様の「ギャップ」が存在します。

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継続するのはもっと大変、成果を出すのはもっともっと大変!?

それぞれのギャップは似ているようですが、内容は全く異なります。どのような違いがあるのか、表にまとめて整理してみました。

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表1:思う・言う ー 行動する ー 継続する ー 成果を出す

「A. 思う・言う」は、自分の頭の中や気持ちを言語化するだけの行為なので、とても自由度が高い(= 難しいこと・やれないことなども実行できる)ものです。

一方、「B. 行動」や「C. 継続」といったステップでは、実際の行動が求められるため、実行するための難易度が高まります。「D. 成果を出す」のステップにおいては、行動することに加え、課題を解決したり困難を乗り越えることなども求められるため、実現の難易度が更に高まるでしょう。

このように、自由に頭の中で考えていることを、成果を出すところまで実現しようとすると、段階的に難しくなっていくギャップを乗り越えていく必要があります。

例えば、思ったり、言ったりすることと行動することの間にあるギャップを埋めるためには、思考を行動に移すための「意欲・勇気」が必要になります。

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意欲と勇気が大事って、わかっているけど、、、負けてしまう?

行動することと継続することのギャップについては、先ほどの意欲・勇気に加えて「意志・態度」が求められます。

なぜなら、1〜2回の行動は短期的な意欲(例:ノリや勢い)でも実行することができますが、行動を継続するには、そのモチベーションを長期的に維持する「意志」や、取り組みの「態度」が必要になると考えられるからです。

そして、その先にある継続することと成果を出すことのギャップについては、これまでの2つのギャップよりも難易度がぐんと上がります。その理由は、ただ継続するだけでは成果につながらないこともあるからです。

行動を継続することはもちろん、成果に導くための「改善や解決」にも継続して取り組むことが必要となるのです。そのため必要だと考えられるのが「能力・思考力」です。

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改善することや解決することにも、「継続」が求められる!

一般的に世の中で評価されるのは「成果」のみかもしれませんが、その成果を導き出すプロセスの中でも最も大事なのが「継続する」部分でしょう。なぜなら、「継続する」ことができている人は、たとえ今は思うような成果が出せていなかったとしても、あとひと工夫で成果を導くことができるポテンシャルを備えていると判断できるからです。

世の中が大きく変化している今、何らかの成果を導き出せる自立した大人を目指そうとしている皆さんと一緒に、自分もこの「継続する」ことをしっかりと実践していくことができるように、考えて行動していきたいと思います。

最後までありがとうございました。

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