小國裕美 愛の讃歌 Hymne à l'amour 日仏交流160周年記念公演 愛は永遠に

ピアノ パトリック・ヴァゾリ Patrick Vasori
日仏交流160周年記念公演  シャンソンに愛された歌姫 小國裕美シャンソンライヴ2018
サンポートホール高松
2018.10.18

この曲は世界中で最も知れ渡ったエディット・ピアフの曲
ピアフが詞を書いている
プロボクサーのマルセル・セルダンと相思相愛であったが、セルダンには妻子がいた
ピアフはセルダンとの恋愛に終止符を打つために書いたものだと言われている

愛の喜び、自らの意志で愛することを語り
たとえ死んでもあの世で一緒になりましょう……と結ぶ
その後、セルダンは事故で帰らぬ人となってしまった
この悲しいエピソードと共に「愛の讃歌」はピアフの一番の代表作となる

小説の世界において作家の多くは
男女の愛の究極は死(心中)であると言っている
確かに、心中した作家は何人もいる

やがてピアフも、世界中の人に光輝く愛のメッセージを、この地球上にやさしく残し、去って行く

私はこの曲はこれまで、友人の結婚式で何度も歌った
それから、パリではペール・ラシェ―ズ墓地のエディット・ピアフのお墓を訪ね、お墓の前で歌った
6月の真っ青な空だった

愛は不変、すばらしい、暖かい、永遠に。