小豆を手軽に煮る方法

アメリカにいると美味しい和菓子が恋しくなります。和食材のお店でゆであずきの缶詰は買えますが、値段が高いし私には甘すぎるので、自分で簡単に作る方法をいくつか試してみました。

調理器具:私はInstant Potを使います。日本で買うとちょっと高いので、圧力鍋でもスロークッカーでも良いと思います。普通のお鍋で煮ると、つきっきりの手間がかかるので私には無理そうです。

豆を買う:乾燥した小豆はアメリカの自然食品店でも、中国や韓国の食品店でも買えます。日本からの輸入品は袋が小さくて値段が高いようです。アジア食材が手に入らない場合は、ラテン食品店にも似たような豆があります(大小あるので、小さい方を選んでください)。

砂糖の量:缶詰のゆであずきは、原材料の最初に「砂糖」が出てくるので、豆よりも砂糖の方がたくさん入っていることになります。道理で甘いはず。自分で甘さ控えめのゆであずきを作る場合は、以下が目安になります。

小豆  300g
砂糖  150-200g(私は有機栽培の赤砂糖を使います)
塩   小匙半分ぐらい
水   600cc(あく抜きは分量外)

①あく抜き:豆を一晩以上たっぷりの水(分量外)に浸けてから、そのまま火にかけます。沸騰したら、一度水を全部捨てます。この手間は省略しない方が美味しくできます。

②豆を煮る:あく抜きした豆と水600ccをInstantpotに入れ、豆料理のスイッチを入れます(砂糖はまだです)。スロークッカーを使う場合は強で3時間、圧力鍋の場合は弱火で25分ぐらい加圧するようです。

③砂糖を入れて煮詰める:加熱が終わったら圧力が自然に抜けるのを待ち、別鍋に移して砂糖と塩を入れ、火にかけて煮詰めます。

これで1ℓ弱ぐらいのゆであずきが完成します。熱いうちはまだ味が充分になじんでいないので、さめるまで待った方が美味しく食べられます。

食べ方:ゆであずきはオートミールに入れたり、パンにはさんだりしても美味しく食べられます。ハンバーガー用の小さいパンを使うと、日本のあんぱん風になります。クロワッサンにはさむとパイのような感じです。アメリカだと、植物性のクロワッサンはWhole Foodsで買えます。

保存:砂糖が少ないと保存性が下がるので、必ず冷蔵庫に入れてください。




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