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ケトルベルのこと (vii) 20kgスナッチ左右10回×4セット半で自己ベスト

スナッチを左右10回ずつ4セットを行った。間に1分ほどの休憩を入れてだが、新記録である。正確には5セット目に入って左右5回ずつ行えたので、4セット半だ。嬉しい。

7月半ば(45日前)、ケトルベルを手に入れた当時は5回で息を切らしていた自分である。自分を褒めてやりたい。

それにしても、半端なく息が切れる。持久走直後のようだ。多少無理をすれば5セットフルにできたと思うが、いい歳でもあることだし、無理はしない。へたに疲労してすっぽ抜けでもしようものなら部屋を破壊してしまう。大事をとって、5セット目は半分に抑えた結果である。

非常に息が切れる

休みを入れつつではあるが、20キロの鉄球を左右合わせて90回振り上げた後は、なかなかの疲労感である。心臓がバクバクいう。しかしYoutubeで観たロシア人の女の子は、休みなしで、この倍以上の回数を、これより重い24キロで行っていたのだからおそれ入る。

力まかせでやろうとすると続かない。すぐに息が切れて死にそうになる。

体の上手な使い方ができれば、回数を伸ばせそうだ。力んでは駄目だし、力を抜くといってもふにゃふにゃでは話にならない。

ところで先日、市井の武術家の方が書かれたらしき本を何気なく読んだところ、あそびをとる体の使い方が大事と書かれていた。僕自身、思うところがあって、貪るように読んだ。これは秘伝では?と驚く箇所がいくつもあった。とても参考になるように思えたので、四肢の捻りを意識することを、スナッチを行う際に取り入れてみた。

ひねり・ねじりをイメージ

ケトルベルを持って振り上げる際に、前腕を内回旋させるイメージと、同時に上腕(二の腕)を外回旋させるイメージを持つ。また両脚も、下腿部(膝下)を内回旋させると同時に、大腿部を外回旋させるイメージを持って動作する。

実際に、上記のような体の構造に矛盾するような動きができるわけではないのだが、イメージすることが重要であることは、経験してわかっているつもりではあるので、やってみたのだ。すると今回の結果である。ケトルベルには勉強させられてばかりである。


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