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あの、甘酸っぱいかんじ

まあ、なんていうか。

最近気になっているひとがいて。


彼とは何年も前から知り合いだけど、きっかけはわたしが暫く離れていたSNSを更新したら彼がdmをくれたこと。もう2年ほど会ってなくてSNSも離れていたから、彼の最近のことがなんとなく気になって直近の投稿を見漁ってみた。

投稿内容から感じ取れる彼は、昔と変わらず可愛げがあって雰囲気は絶妙にかっこよくなってた。これはずるいやつ。


むかしは、何度かふたりで遊んだりしていてたけどタイミングがとことん合わなくて好きにはならなかった。

当時を思い出したら、大人になって忘れていた甘酸っぱい気持ちが鮮明になった。夏の夜だからかもしれない。



ある夏休みの終わり頃、用事があり友達何人かで集まっていた。そのあと急遽お祭りに行くことになり、人数が多かったのでみんなそれぞれの移動手段で会場へ。

わたしはたまたま、彼の自転車の後ろに乗せてもらうことになった。

花火の打ち上げ時間に間に合うか際どくて、急勾配の道を汗だくになりながら頑張って漕いでくれた。夏休み中ダイエットをザボっていたのを激しく後悔しつつ、猫背気味のしっかりした背中にキュンとした。


結局、打ち上げ時間に会場に辿り着けず、景色がひらけた瞬間にすこし遠くで花火が打ち上がった。

一瞬しかみえなかったけど、観覧席でみるよりずっと綺麗な気がした。



過ぎ去った思い出だけど、大人になってしまった今は二度と味わえない時間だから、何かしらのカタチで残したいと思って書いてみた。これも夏の夜だからかもしれない。


気になるからといって、わたしから連絡することもないしほんとに何もしないからこの話はこれだけで終わり!夏の夜ありがとう!笑

冷静に頭を整理したら、今の人生に足りてないものが欲しくなったのかなと思う。恋愛したら手っ取り早く人生やってる感が得られるからね。

でも抑えようと思っても意識しだすと、どうしてもSNSの投稿とかに気使っちゃうよね〜、、っていうそんな日々です。




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