元ミス尾道のアルバイトに労働審判を起こされた話④
元ミス尾道の林原美織(旧姓:金沢)が2021年に労働審判を起こすのは実は2回目。前に勤めていた会社でも訴訟を起こしていたことを採用時に聞いていた。
どうして裁判で争うことになったのかを聞くと「前の会社は色々酷かった」と。彼女曰く「給料は振込と手渡しで分割だった」「社保に入れるという話だったのに入れてくれない」「給料をちゃんと払ってもらってない」ということで労基署に話をして、労働審判に訴えてたとのことだった。
その話を聞いた当時、店長と「会社側が給料を払わないなんて争ったら絶対に負けることなのにそうしてくるというのは彼女が余程酷いことをした可能性もある」と話をしていたのだが、そういう可能性を考えながらも嘘を吐いているとは全く思わず、そういう会社が未だにあるのか・大変だったねぐらいに思っていた。ところが今回うちでも労働審判を起こされてしまった。そこで、もしかして前職の会社でも同じだったんじゃないかと思い、連絡を取ってみることにした。
最初に連絡した時は彼女の直属の上司だった人が話を聞いてくれた。しかし協力を依頼すると協力はできないとのことだった。ところがその数日後に折り返しの連絡が入った。元上司の人が言うには社長に話をしたら協力してあげなさいと言われたとのことだった。そこで労働審判の内容と協力依頼の話をしに直接会社へ訪問させてもらった。
非常に良い人達ばかりだった。
最初に応対してくれたのは元直属上司だった部長、次に社長、林原美織と一緒に働いていたスタッフ、そして別事業のトップ。次々と話を聞きに、そして自分達の話をしてくれた。その会社をA社としよう。
そのA社で起こされた労働審判の経緯と内容は以下。
・彼女が部長の知り合いだったので採用。
・最初は明るくいい感じと思っていたが1~2ヶ月もすると不平不満や怠慢やいい加減さが出てきた。
・休憩時間内に社内に戻って来ないことは茶飯事で、仕事をやらせてもいい加減。
・いい加減どころかまともに仕事をせずPCで仕事と関係ないことばかりして遊んでいた。
・本当はクビにしたかったが社労士に相談するとクビはまずいので配置転換することに。
・しかし配置転換先の仕事を1日で辞め元に戻ってくる。勝手に。
・それでもクビにできないので、今度は労働契約内容を変更することに。
※彼女だけ変更することはできず全社員変更する状況になった。
・変更内容は、元々休憩時間も給料は発生していたが、休憩時間中の給料が発生しないという条件に変更になることぐらい。
他社員にはいい迷惑だが、全社員そういう労働条件の変更をしなくてはならない事態になっていることでどんな勤務態度だったか窺い知れる。
・しかし彼女「だけ」新しい労働条件の雇用契約書にサインしなかった。
・理由は「この会社に不満があるから辞めるつもりだった」ということだった。
この間、前職で2020年11月に採用されてから僅か4.5ヶ月程。うちの会社でも2021年5~9月までの4ヶ月程。
僅かな期間でどこでも問題を起こす問題児だった。
・会社側としては労働条件の変更に承諾しなくとも通常の勤務は変わりなくできることを伝えていた。
・しかしその雇用契約書を提示された日の直後から会社のPCで「パワハラ 訴訟費用」「労基署に訴える方法」「パワハラ上司を追い込む 診断書」「パワハラ 適応障害 慰謝料 相場」といったキーワードで次々と検索(※他にも沢山あった。この検索履歴についてはA社の労働審判で証拠として提出されていた)。
・その2日後に病院へ行き、適応障害の診断書を作成。
・さらにその2日後には「パワハラによる適応障害の慰謝料として39万円の請求・示談書」を作成して会社に提出。
・ありもしないパワハラを捏造しお金を請求。当然会社側は払えない・払う道理がないと返答すると、そのまま出勤しないと言われ、示談に応じないと訴訟を起こすと脅迫。
・そしてその言葉通りその1ケ月後に労働審判に入る。
※その頃は既に弊社で働いていた。適応障害なんて当然真っ赤な嘘。
労働審判での請求金額、ありもしないパワハラを捏造し、なんと255万円。
その話をしてくれた時、A社の社長は「実は次に働く会社に教えてあげたかったんだ」と言ってきた。「また他でも絶対やるだろ」と社内で話をしていたと。結果はまさにその懸念通りだった。
一緒に働いていた人達に聞くと全く同じ状況だった。発言内容も言い方も全く同じ。「皆がこう言っていますよ」「こういう風にした方が皆の為ですよ」「私はこの会社の為を思ってこう言っているんです」と。それを元上司が「まだ入社して間もないんだからもう少し働いてから意見を言ってね」と窘めると、今度はその上司の悪口を周囲のスタッフに言いふらし、さらに(これも同じだったが)その同意を周囲に求めてくる。
段々と社内の雰囲気が悪くなり、人間関係がギスギスしだしたと。「その当時出社するのが嫌になった(同僚スタッフ)」「いなくなってくれてやっと元の明るい職場に戻った」と。これも同様だった。うちでの彼女の言動の話をすると、A社でも同じ言動だった・大変だったねと言われた。いい加減な仕事、いい加減な勤務態度、不平不満、自分の思い通りにいかなかったら上司を攻撃。それもうまくいかなければ辞めて労働審判を起こし金を請求。全て一緒。
それでも労働審判では企業側は実質勝てない。A社の顧問弁護士も難しいと。実際の審判結果や訴訟資料を見させてもらった。裁判所も林原美織の言い分は全く聞いていなかった。しかし解決金として企業側に金を支払え、ということになっていた。
気軽に起こせる労働審判の制度のお陰で、A社の人は「うちが春のボーナスで、貴方の会社が冬のボーナスだよ」と笑って語ってくれた。が、「これは制度の悪用というもので痛い目を見させなければ社会的に害悪。やれるだけ徹底的にやります。協力してください」とお願いし、A社社長が陳述書を提出してくれることになった。
続く。
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