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#エンジニア 系記事まとめ

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noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。
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#クラシコム

エンジニアが無理なく発信を続けられる環境を目指して。Tech Blog 編集長と振り返る、2年間のあゆみ

2024年で、立ち上げから6年目となる「Kurashicom Tech Blog」。「北欧、暮らしの道具店」を支えるクラシコムのエンジニアを中心に、さまざまな発信を行うブログです。直近2年間は、運用体制を整えながら、月に2本程度の記事をお届けしてきました。この記事では、Tech Blogで継続的に発信を続けた結果、どんな変化が起きたか、2年間のあゆみと共に振り返ります。 話を聞いたのは、Tech Blogの編集長でエンジニアの冨田、テクノロジーグループマネージャーの村田、人

11/7(火)「北欧、暮らしの道具店 を支えるインフラ技術」オンライン登壇 in Women Developers Summit 2023 (デブサミウーマン2023)

2023年11月7日(火)に開催されるWomen Developers Summit 2023 (デブサミウーマン2023)にて、エンジニアの矢田 和沙が登壇します。 テーマは「北欧、暮らしの道具店」を支えるインフラ技術。 4年で売上規模は約2倍、スマホアプリは開発から3年で300万DLを突破、今年は「カンブリア宮殿」「THE TIME,」の2回のテレビ特集も放映されました。そんな中で、多くのお客さまが安心してサービスの世界観を楽しんでいただけるよう、インフラ整備に注力し

【10/16(月)19時〜】全社横断プロジェクト!北欧、暮らしの道具店 倉庫管理システムリプレースを振り返るTech Talk開催!

2023年10月16日(月)19時から、北欧、暮らしの道具店を運営するクラシコムのエンジニアが登壇するイベントKURASHICON Tech Talk 第4弾が開催されます。(お申し込みはこちらから) 今回のテーマは「社内受託にならないエンジニアチームのつくり方」。2022年から23年にかけて、1年がかりで行われた「北欧、暮らしの道具店」の倉庫システムの変更プロジェクトを事例にお話します。 今回の倉庫システムの変更プロジェクトは、ECのコアとなる「倉庫システム」の変更なの

Security Hub導入とGuardDutyの改善

こんにちは。エンジニア 佐々木です。 今回は、以前のAWS Control Tower導入の記事にて触れていたAWS Security Hub導入とAmazon GuardDutyの改善についての記事になります。 それぞれのサービスについて導入と改善を行ったため詳しく紹介したいと思います。 Security Hub, GuardDutyとはまずは改めてSecurity HubとGuardDutyに関して説明します(ご存知の方は飛ばしてください)。 Security H

倉庫管理システムを日々使う側からのリプレースの話

こんにちは。 クラシコムでカスタマーサービスを担当している「お客さま係」の石井です。 先日の記事でエンジニアの木村が取り上げた「倉庫管理システムのリプレース」について、日々の業務で実際に倉庫管理システムを活用しているスタッフの視点からも振り返りたいと思います。 私たちお客さま係が担当している主な業務に、お客様から日々承る注文の内容を確認し間違いなく出荷すること、商品の返品や交換の対応をすることがあります。 上記はどちらも倉庫管理システムのリプレースで大きな影響を受けます

倉庫管理システムを安全にリプレースした話

こんにちは、エンジニアの木村です。 早いものでクラシコム歴2年目に突入いたしました。入社当時1歳だった息子もいまや3歳で、最近はパウパトロールに夢中です。 今回は、前回の記事で軽く触れました、倉庫の入出庫業務改善プロジェクトの倉庫管理システムリプレースについてお話します。 倉庫管理システムリプレースプロジェクトの概要クラシコムの事業成長にともない、入出庫能力のさらなる向上をはかる必要性が出てきました。そこでひとつの改善策として、倉庫にシャッターアソートシステム(SAS)

AWS Control Tower導入時に行ったこと

こんにちは。エンジニアの佐々木です。 「北欧、暮らしの道具店」を運営しているクラシコムでは、AWS(Amazon Web Services)をメインのクラウドとして使用しています。 今回は、AWS全体のセキュリティ・ガバナンスを強化させたいと考え、AWS Control Tower導入やSecurity Hub、GuardDutyなどの整備を行ったのでその取り組みに関して紹介します。 ボリュームが大きいため、ブログ2本立てでお送りします。この記事ではAWS Contro

一人に頼らないSREチームの体制づくりを目指して

こんにちは。エンジニアの佐々木です。 先日開催したミートアップにて、カヤックの藤原さんを交えてクラシコムのSREについてお話をさせていただき、1つ目のトークテーマ「インフラ強化に向けた具体的な取り組み」について記事を書かせていただきました。 この記事では、2つ目のトークテーマである「一人に頼らないチーム体制づくりを目指して」について紹介します。 SREの必要性SREチームの話をする前に、この後の話がイメージしやすくなるよう、開発組織としては規模が小さいクラシコムにおける

「北欧、暮らしの道具店」インフラ構成の変遷、5年間の課題と取り組み

こんにちは。エンジニアの佐々木です。 先日12/6、弊社イベントにてカヤックの藤原さんを交えてクラシコムのSREについてお話をさせていただきました。 当日は96名と多くの方にお申し込みいただきありがとうございました。1時間半があっという間で、時間の関係でお話できなかったことも多々ありました。改めてではありますが、記事にて当日の内容含め話せなかったこともご紹介したいと思います。 当日のテーマは「インフラ強化に向けた具体的な取り組み」と「一人に頼らないチーム体制づくりを目指

「こういうデータ分析チームもありかもしれない」と思えた話

こんにちは。クラシコムデータ分析チームの高尾です。 先日、Kurashicom Tech Talkにてデータ分析に関するお話をしました。 当日は100名以上もの方にご参加いただき、とてもいい時間になりました。 今日はそのイベントでお話した内容の一部についてご紹介します。 「イベントでお話したい!」と広報や人事に僕から相談して、開催が決定したのですが、お話したい、と思えたのは、僕自身が、ようやく「こういうデータ分析チームのありかたもいいかもしれない」と思えたから、だったの

【オンライン開催】SRE MEET UP!カヤック×クラシコム 〜15年続くサービスのインフラ強化と個人に頼らないチームづくりのプロセスを振り返る〜12/6(火)19時から

クラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」のインフラを支えるSRE(Site Reliability Engineering)のあゆみをお話するトークイベントを12月6日(火)19時〜20時30分に開催します。 お申し込みはこちらから 【イベント開催の背景】15年続くサービスを支えるため挑んだ、 チーム全員で保守できるインフラの作り方とは? 開店から15年を迎える「北欧、暮らしの道具店」。2007年にASPでネットショップを開店し、約10年経った2016年に自社開発E

クラシコムデータ基盤安定化を目指して

こんにちは。クラシコムデータ分析チームの高尾です。 11月15日(火)19時から、「北欧、暮らしの道具店」のデータ活用についてのオンライン開催が決まりました。 そこで、今日はデータ基盤を安定化させるための取り組みについてご紹介したく、またエンジニアのnoteにお邪魔しています。 この記事は、クラシコムが抱えていた課題と、それをどう解決しようとしているかを記録するために書きました。想定読者はデータ基盤、データ分析チームをマネジメントしている人や、データ基盤を安定運用するた

【ウェビナー】スタッフの感性をデータで裏付け!健全な成長を支える「北欧、暮らしの道具店」のデータ分析 トークイベントを開催します。11/15(火)19時〜

こんにちは、クラシコムの馬居です。この度、クラシコムデータ分析についてのトークイベントを11月15日(火)19時からオンライン開催することになりました。(お申し込みはこちら) 本イベント開催のきっかけとして、先日クラシコムのデータ分析チームについてまとめたリリースを配信いたしました。 さらに、データ分析チーム責任者の高尾と、エンジニアリングを担当する面白法人カヤック・池田氏の対談が公開されました。 これらの発信に対して、想像以上の多くの反響をいただいたことや、私たちも、

システム障害に強いチームにするため、障害対応訓練を継続している話

こんにちは。シニアエンジニアの佐々木です。 育休が明けて半年ほど経ち、子供も生後8ヶ月になりました。最近はハイハイで家中を駆け巡っており、いろんな意味で目が離せません。 さて、今日はシステム障害に強いチームにするため社内で実施している障害対応訓練について紹介したいと思います。 訓練をする背景訓練の内容を紹介する前に、訓練を実施する背景についてまずは触れておきたいと思います。 Web開発をしてるエンジニアにとって、システム障害は必ず向き合わないといけないものの一つです。