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#編集 #ライター 記事まとめ

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編集、ライター、コンテンツ、メディアなどに関する記事をまとめていきます。
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2021年3月の記事一覧

SNS時代の「伝わる文章」はロジカル、エモーショナル、そして……

ぼくが自分で文章を見直すとき、もしくは他人の文章をフィードバックするときにチェックするポイントがいくつかあります。 チェックポイント① ロジカルかどうかひとつめはロジカルかどうかということです。 まあ、あたりまえですよね。ちゃんと日本語になっているか? 文法が正しいか? A⇒B⇒Cというように、きちんと論理がつながっているか? 矛盾はないか? おかしいところはないか? それらをきちんとチェックする。これは基本的に大切でしょう。 チェックポイント② エモーショナルかど

ジャンプの漫画学校がUXライティング学校だった

お手本は広告業界じゃなくて、他の業界から見つける。 私が人生で最も影響を受けた人物のひとりがクリエイティブディレクターの箭内道彦さんなのですが、これは私が広告に夢中になっていた頃、箭内さんがよく言っていた言葉です。 この言葉は、いま私がUXライティングの技術を磨く上でも大きな指針になっていて、テック業界やデジタルプロダクトだけでなく、ゲーム、エンタメ、ファッション、哲学、アートなど、あらゆる業界から言葉について学びを得るようにしています。 そんな私にとって、まさにお手本

ぼくが書くときに恐れている3つのこと

今日は、ぼくが書くときに恐れていることを3つ紹介します。 今は文章を書いたらツイッターやnoteで発表することが大半なので、正確には「ぼくがSNSで発信するときに恐れていること」ですね。 「伝わるかどうか」を恐れるひとつめは、いつも言っていることですが「伝わるかどうか」を恐れるということです。 ぼく自身、文章を読むのが苦手ということもあって、スマホやブラウザの向こう側の人は「自分の文章を読んでくれないんじゃないか?」という恐怖心がいつもあります。 やっぱりせっかく書い

メディアの“見えざる”価値とは?

こんにちは。 「問い」をカタチにするインタビューメディア「カンバセーションズ」の原田です。 現在カンバセーションズが初挑戦中のクラウドファンディングも、いよいよ残り1週間あまりとなってきました。 これまでに行ったクラファン関連企画まとめ カンバセーションズでは、クラウドファンディング実施期間中、さまざまなイベントを開催しています。 これまでの取り組みをざっとまとめてみました。 Clubhouseによる新しい対話の場こうやって振り返ってみると、かなり濃密な日々ですね…。 ご

ぼくは読むのが苦手なので、わかりやすい文章を書こうとするんです

ぼくは、たまーにですけど「文章がわかりやすいです」とか「つい読んでしまいます」と言ってもらえることがあります。 それに続けて「もともと作文はお好きだったのですか?」とか「読書がお好きなんですか?」と聞かれることもあります。でも、まったくそんなことはないんですよね。 作文も、読書も、どちらかといえば苦手です。 学校で作文を書くのもめんどうで好きじゃなかったですし、読書感想文も「なんでこんなことしなきゃいけないの?」と思っていました。国語とか小論文の成績がよかった記憶もあり

特別講座 「読まれる」文章の書き方

 2019年にビザスク社で行った、広報や仕事でライティングをするかた向けのイベントの再録を公開いたします。当時、お話した内容をなるべく簡潔にポイントを整理してみました。 ◆文章を書くときの重要な2つのポイント ① 文章を読むということは苦痛を伴う作業と理解を! →文章を読んで貰うということは人に苦痛を強いる行為であると理解した上で文章は作るべきです。記事やリリースは巧みな表現に価値がある小説とは違うので、平易で読みやすい文章を書くべきだと考えてください。 ② 良い文章

なぜぼくは毎日noteを書き続けられるのか?

年末くらいから毎日noteを書き続けて3ヶ月目に入りました。 ある程度のコンテンツを2000文字前後、毎日書き続けるなんて、よくやってるなーと思います。(自分で言う。) で、なんで書き続けられるのかを分析してみたら、何かを続けたいという人の参考になるかもと思ったので、今日はそれをちょっと書いてみます。 「締め切り」があるからひとつは「習慣化」しつつあるからです。(あたりまえか。) ぼくはたいてい毎日夕飯を食べたあと、事務所に歩くまでのあいだに音声入力をして、それを夜1

書く人にとって「悩み」は武器になる

悩みごとってなくならないな、と思ったんですよね。 悩みごとが多い人も少ない人もいると思いますが、ぼくはわりとずっと悩んでいるようなタイプの人です。 で、いつも「この悩みごとがなくなったらスッキリするだろうなー」って思うんです。 たとえば肩こりで悩んでいて、しかもちょっと手が痺れてきたりなんかして、そのときはめちゃ悩みました。脳の病気なんじゃないか、とか考えたりして。そういうときは「肩こり」とか「痺れ」で頭がいっぱいになります。 で、「この悩みがなくなったらすごくスッキ

おもしろい文章を書くために日常生活でできるトレーニング

おもしろい文章を書くにはどうすればいいのでしょうか? 人の心に残るような文章を書くにはどうすればいいのでしょうか? ぼくはふだんから文章は「どう書くか」よりも「何を書くか」のほうが大事ですとお伝えしています。 そして、おもしろい文章というのは「中身」がおもしろいんですよという元も子もないようなことを言っています。 じゃあ「おもしろいこと」というのはどうやって見つければいいのか? そこが疑問として浮かんできますよね。 おもしろいコンテンツの「中身」をどうやって発見する

「いまさら書くことなんてないよ」と思ったら思い出してほしいこと

インターネットができてから情報はめちゃくちゃ増えました。コンテンツもめちゃくちゃ増えました。ツイッターを見てもユーチューブを見てもいろんな人があらゆるコンテンツを出しています。 もうこうなってくると「自分に書くものなんてないのではないか」「どんなコンテンツを出しても太刀打ちできないのではないか」と落ち込んでしまったり、不安になったりするかもしれません。 たしかにインターネットの海には無数にコンテンツが漂っています。もう付け入る隙なんてないのではないか、と思うのは当然です。

うまくいく人はアウトプットを「スタート」だと思っている

「アウトプットはスタートだ」と思っている人がいます。 「アウトプットはスタートだ」と思っている人は、ツイートでもnoteでもYouTubeでも、どんどんアウトプットしていきます。「とりあえずアウトプットしてから考えよう」と思っています。 一方で「アウトプットはゴールだ」と思っている人がいます。 「アウトプットはゴールだ」と思っている人は、ツイートでもnoteでもYouTubeでも、アウトプットするためにめちゃくちゃ考えます。ノウハウを集めたり、本を買ったり、人に聞いたり