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#デザイン 記事まとめ

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デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。
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2023年12月の記事一覧

エツィオ・マンズィーニとは誰か?―参加型デザイン、ソーシャルイノベーション、そしてまちづくりへ

11月3日、森が翻訳に携わったエツィオ・マンズィーニ著「ここちよい近さがまちを変える:ケアとデジタルによる近接のデザイン(原著タイトル「Livable Proximity: Ideas for the City That Cares」)」が発売されました。 その発刊記念特集記事第二弾として、今回は「エツィオ・マンズィーニとは何者なのか?」というテーマで記事を書いてみたいと思います。特に本記事は、マンズィーニを説明する過程で、参加型デザイン、およびマンズィーニが確立した「ソー

&(アンドのマーク)は使わない

ビジネスに使えるデザインの話ビジネスにデザインの知識はけっこう使えます。苦手な人も多いから1つ知るだけでもその分アドバンテージになることもあります。noteは毎日午前7時に更新しています。 欧文のルール日本人は知らない欧文(主に英語)のルールというものがあります。これは英語の授業でも教えてくれません。それゆえか翻訳者からの原稿にも、このルールに則っていないものがすごく多くあります。 知っておくと何かとアドバンテージになるので少しずつご紹介していきます。ご紹介した欧文のルー

STUDIO×Notionで「作品管理のしやすいポートフォリオサイト」を作ってみた

以前から、作品情報の維持管理がしやすいポートフォリオサイトを作って持っておきたいな〜と思っていました。 調べてみると STUDIO と Notion を組み合わせていい感じのものが作れそうだったので、今回は実際作ったものを紹介したいと思います。 >> 2024/06/09 追記 このnoteを参考に、ポートフォリオサイトを実装 -> 転職活動で実際に使ってくださったそうです。ありがとうございます…! 外観デザイン: STUDIOまずはサイトの全体像から。 自身のテーマカラ

NotionではじめるUXリサーチリポジトリ構築

こんにちは!NewsPicks プロダクトデザイナーのつづくです! この記事はNewsPicks アドベントカレンダー 2023の24日目の記事です🎄 昨日は崔(ちぇ)さんによるジュニアエンジニアを脱却するための「コンテナ流儀」でした! ちなみに私事ですが、今月はアドベントカレンダーに2つもエントリーしたこともあり、過去最高の投稿頻度となっております🤣 今回は、こちらのブログで少し触れた「Notion上でのUXリサーチリポジトリ構築」に関して、その詳細をご紹介できればと

【海外記事】2024年版 UX/UIデザイントレンド2

本日もこちらの記事を読んでみます。なお、画像なども以下から引用しています。 前回はBentoデザインや、ついに来年きそうなAR/VRの話題が取り上げられていました。 今回はまた別のトピックが取り上げられていますので見ていきたいと思います。長い上に地味に英文が難しく読解に時間がかかってしまいますが、頑張って読み進めます。 本日もよろしくお願いいたします。 誰でもアニメが作れる!新しいトレンドはたいてい新しい技術がより広く利用できるようになった時点で生まれます。 これはL

「体験」を意識して、グラフィックデザインの可能性が広がった

「マネーフォワード デザインアドベントカレンダー2023」、18日目はCI推進室 BXデザインチームのてらおがお送りします。 グラフィックデザイナーとしてキャリアを重ねたのち、マネーフォワードに入社してついに3年目!Brand Experienceを冠したBXデザイナーとして活動し続けて、今では当たり前の様に"体験"を意識してグラフィックデザインと向き合っています。 マネーフォワードで自分や仲間が今まで取り組んできたプロジェクトを振り返ってみると ”グラフィックデザイン

新しい挑戦「ソフトウェアの枠を飛び越えたコミュニケーションデザイン」 at Goodpatch 【初公開!ぜんぶ見せます】

こんにちは。 グッドパッチでUIデザインチームのマネジメントをしています、栃尾です。 現在はクリエイティブディレクターとしてプロジェクトを統括しながらコミュニケーションデザインの実績作りや、チームのクリエイティブ全般のディレクションをしています。 昨年のアドベントカレンダーでは、グッドパッチのUIデザインチームやマネジメントに関する取り組みについてを記事にしたのですが、今年のGoodpatch Design Advent Calendar 2023の19日目は、私が新たに

Data Design MEETUP!12/19開催レポート

インプットトーク×ワークショップで、データ×デザインの可能性を一緒に楽しく探求する🎉QUICK DATA DESIGN MEET UP🎉は定員を超える60人以上の方にご応募をいただき、12/19、無事に開催することができました。 参加いただいた方、ありがとうございました! ゲストによるインプットトークで思考のヒントを獲得し、 ワークショップでは新しいアイディアを発見、データをビジュアライズするところまで挑戦しました。 開催レポートをお送りします! インプットトークワーク前

当たり前を再認識して、アクセシビリティが自分ごと化できた話

はじめに2023年ももうすぐおしまい。 今年も事業会社のチームの中でデザインをする他、スタートアップのデザインをお手伝いしたり、イベントや登壇、勉強会などにも参加してきました。その中でも印象的だった出来事を今年の生きた証として綴ろうと思います。 数ヶ月前、デザインイベントの運営スタッフで関わったときの出来事です。 イベント運営での担当範囲は登壇者周りで、 半年前から募集・選考・本人との一連のやり取り等を行なっていました。 イベント当日に視覚障害の方(以下Aさん)の登壇

美大のデザイン科に入学して最初の講評会が負けイベントだった話

私は今年の4月から都内の美大に入学し、デザインを広く学んでいます。 デザインというのは、間単に説明すると商業向けに設計された芸術のことで、社会の問題を芸術的なもので解決する考え方です。問題解決を主軸にしています。 美大は美大ですが、漫画のブルーピリオドみたいな、絵で自分を表現!のようなイメージとは少しズレるかもしれません。 今回は、美大生がデザイン科で何を行っているのか軽く解説しつつ、最初の講評会が負けイベントだった話をお伝えしたいと思います。 注意:以下の内容は美大

AI-UXとAX(AI Transformation)というLayerXの挑戦

どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 年末恒例になりました未来予測+来年の意気込みシリーズ。2021年末は「SaaS+Fintech」、2022年末は「コンパウンドスタートアップ」に関する記事でした。2023年末は「AI-UXとAX(AI Transformation)」を取り上げます。 LayerXにとっての未来予測は、評論家的な予測ではなく、自分たちが実践し、体現するものです。 SaaS+Fintechの文脈では、バクラクビジネスカードが好評で、決

まもなくやってくる消滅のために|UXライターより

ChatGPTの普及が進むなか、UXライターの存在意義はいつ消滅するともしれない。直近の知見を放出しておこうと思う。かつてUXライターと呼ばれるものたちが存在したことを覚えておいてほしい。 ここでは、①トーン&ボイス(プロダクトとしてユーザーに語りかける際の文体)、②品詞の使い分け、③機能名の決めかた、の3点について記しておく。 トーン&ボイス|マトリクスで検討するトーン&ボイスについては、「Material's Communication Principles」で言われ

「経営に入り込むデザインリーダー」とは何者か?どうやってなるのか?

Hello, 辻原です。すごい久しぶりにnoteを書きます。 外部公開できないものの、23年はビジネス書1冊くらいの原稿を書いたので、年始の「今年は文章を書くぞ!」はクリアしたものと思っており発信系をサボりつつあったのは正直なところ自分への甘えです。 今年は弊社でクリエイティブキャピタルの取り組みをスタートしたこともあり、年の後半の辻原個人のテーマは「経営に参画するデザイナーに必要なスキルは?」「どんな振る舞が求められ・どんな役割を果たすべき?」という観点であり、こうした自

組織を「なめらか」にして、プロダクト開発のスピードを上げるデザイナーのチカラ

はじめまして!GoodpatchのUXデザイナーのなかねみかと言います。 私は前職でスタートアップを経験していましたが、デザイナーとしてしっかり事業に貢献できる動きができているか、自信が無くなることが多くありました。 例えば、大きな機能追加などがない中、要件整理や小さい機能の追加など、タスクを消化する役割以外に何ができるか悩ましい日々が続いていました。 しかし、そこで気づいたのは、サービスやプロダクトの開発チーム、つまり組織に対してデザイナーが寄与できるポイントが少なく