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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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#コラム

ドラマは現地で起きてるんだ|中日ドラゴンズ|東京六大学野球

絶賛、腑抜けです。今季イチの楽しみが終わってしまい、まるで腑抜けた麩のようになっております。阪神園芸に水吸ってもらわなあかん感じです。 今年のGW、人生初の神宮球場に行ってきました。年に一度の友人との旅行で、今年の行き先は神宮球場。コロナ渦で一時中断はあったものの、大学を卒業してから十余年、今でも仲良くしてくれる友人に感謝感激タイムリーツーベースヒットです。 昨年は、真夏のハマスタ。確信雨予報から確変の曇天、バウアー怒りの159キロ、延長12回でも決着つかず引き分け。

イチ阪神ファンの書店員が「控え捕手の配球」に思うこと

阪神ファンです。 しかし子どもの頃はヤクルトを応援していました。 1998年、前年に日本一を達成した同チームは開幕カードでまさかの3連敗。以後も波に乗れず4位に終わりました。 原因のひとつは、開幕戦で絶対的な中心である古田捕手が負傷したこと。彼は94年にも指を骨折してチームを離れましたが、そのシーズンも4位でした。 キャッチャーはチームの要だから固定すべき、といわれます。しかしこういう事態が起きた場合、控えが育っていないと大変なことになるのもたしかです。実戦で経験を積

「2023年の流行語大賞」と「1992年の思い出」

「アレ(A.R.E)」が2023年の流行語大賞に輝きました。 故・野村克也さんが監督に就任した1999年から、ずっと阪神ファンを続けています。そんな私が書いても説得力に欠けるかもしれませんが、順当な結果だと感じました。 ちなみにノミネートされていた「Y2K」は、残念ながらトップテン入りはならず。もちろん私には何の関係もありません。noteでネタにできるから、ちょっとだけ期待していましたが。 まあでも今年はやっぱり「阪神日本一」ですよね。 いつもいいところまで行き、最後

考察「ザーボンとドドリアに必要だったこと」

これ、子どもの頃から気になっていました。 ザーボンとドドリア。決して強くない彼らがなぜ「宇宙の帝王」の側近でいられたのか? もしフリーザが芸能人のマネージャー的な役割をふたりに求めていたのなら、殊更に高い戦闘力は必要なかったでしょう。しかしザーボンがベジータにおこなった一連のまずい対応を見ると(せっかく倒したのに放っておく&話を聞くために治療し、ドラゴンボールを盗まれる)気働きのできるタイプとも思えない。 あるいは古今東西の多くのトップがそうしたようにイエスマンを配した

「昔のリリーフ投手」と「いまの書店員」

延長15回、無死満塁のピンチで三者連続三振。 いまは阪神ファンですが、子どもの頃はヤクルトを応援していました。このエピソードはなんとなく覚えています。 93年だから30年前。「延長15回」がまずおかしい。しかしいちばん驚いたのは、内藤投手が3回からリリーフの準備をし、投球練習が100球を超えていたというくだりです。 いまだったらコーチがブルペンでの球数も含め、厳密に管理しているはず。さらに言うと、現ヤクルト監督の高津投手はこの試合で5イニングを投げています。本来1イニン

野村克也と清宮海斗の「強さ」

こういうプロレスが見たかった!! サイズとパワーで劣っていても、脚を攻撃して寝かせてしまえば体格差は消える。ましてや大きな身体で豪快な技を多用する辻選手はスタミナの消耗が早い。ならば攻め疲れが出るまで耐え凌ぎ、動きが止まったところで首や頭部に大技を集めてダウンさせ、3カウントを奪えばいい。20分一本勝負じゃなければ膝への関節技でギブアップも狙える。 さすがはプロレスリング・ノアのエース。それでこそ清宮海斗。小さい者が大きい者を倒すための教科書みたいなレスリングを堪能しまし

「選手・栗山英樹」からも学びたい

30年振りの復刊です。 「初回搬入分については、通常の新刊配本ルートに乗せず、事前注文した書店にのみ出庫」とのこと。実用書担当、注文出しているかな? 栗山英樹さんといえば、スポーツキャスターか北海道日本ハムファイターズの監督というイメージの人が多いはず。WBCで日本代表を優勝へ導いた名将として名前を知った方もいるでしょう。 幼少期にヤクルトスワローズのファンだった私からすると、彼はまず俊足巧打の1番 or 2番打者です。打席で小刻みにバットを振るしぐさをよく真似していま

第11夜 1997年の日本シリーズ 涙の焼きそばとヤクルト「つば九郎米弁当」

 プロ野球セ・リーグの東京ヤクルトスワローズと、ものづくりのまち、新潟県燕市が交流していることは、ご存じだろうか。  ツバメ(スワロー)の市名が縁となり、燕市では2011年からヤクルトファンを招いた田植えイベントなどを行ってきた。球界屈指の人気マスコット、つば九郎がフリーエージェント宣言をした時には、オファーを出したほどだ。  ヤクルトスワローズを巡っては、ちょっとした思い出がある。生まれて初めて観戦したプロ野球の試合が、野村克也監督率いるヤクルトが制した1997年の日本シリ

20年ぶりにプロ野球観戦に行ったら、つば九郎がポークたまごになっていた話

【1038むすび】神宮球場(つば九郎のぽーたま) 《連続1073日目》 6月19日はベースボール記念日! アメリカで、公式記録に残る最初の試合が行われた日らしい。 正直に言うと、自分の場合、普段 野球を見ることがほとんどなく、スポーツニュースでチラッと見るくらい。 逆に、サッカーは浦和レッズのシーズンチケットを25年間持っているくらい頻繁に観にいくけれど。 昨日も埼玉スタジアムで浦和レッズの3ヶ月ぶりの勝利を観てきた。 雨の中の大勝利! 後半戦の巻き返しが楽しみ。

村上がもたらす邂逅と4冠王の昼下がり

⚾ 「Instagramを開いたら神宮球場でのバイトのPRが僕のストーリーズに流れて来たんだ。僕が野球を好きじゃないという事実がもしかしたら、嘘だったのではないかと思うくらいにね。それと同時に、君の事を思い出した。それは最初からそういう事だったのかもしれない。好むと好まざるとに関わらずね」 「それは決められた事だったんだ。君が、神宮球場のバイトで僕を思い出したように、同じ時間軸で僕と君が存在している事を僕も考えたんだ。僕のストーリーズには、筋トレを推奨するジムのPRが流れて

【4/19◯4/20●中日戦】打線は水物、と言うけれど

19日◯ その打球は、空でも飛んでいるかのように、なかなか下に降りてこなかった。あまりにも降りてこないものだから、高く飛んだフライになってそのまま誰かがキャッチするんじゃないかと思った。 でもそれはナゴヤドームのスタンドの中断に、ようやく落ちてきた。待ちに待った、待ちすぎた分が詰まったような、そんな、大きな大きな村上くんのホームランだった。 けいじくんが先発の日、高津さんは「今は打線がそんなにたくさん打つという状態ではないので、ロースコアの展開で粘り強く勝てれば」と、言

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【4/17横浜戦◯】痛みの不安と戦いながら

朝のランニングで、足を負傷した。 家まであと3メートル、というところになにか大きなゴミが落ちていて、それに思いっきりつまずき、体勢を崩した。その衝撃で右足首に痛みが走り、その残り3メートルを足を引きずりながら歩いた。 痛みは次第にひいて、これならまあ大丈夫かなと午前中の撮影に出かけ、帰り道にちょっと離れた駅まで歩いていたところで気づいた。あれ、まだ痛い、足首。 ひきずるほどではないけれど、歩くのがちょっと億劫になる痛み。私はとにかく歩くことが好きなので、時間が許す限り移

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【4/16横浜戦●】 御茶ノ水のレコードとコーヒーとヤクルトと

このあほかというほどに仕事が立て込んでいる中、夫はにこにことロス出張に出かけていった。ロス…?よくわからない。わからないのでとりあえず、子どもたちとおいしいものを食べにいくことにした。 ポール・ボキューズ、お食事と雰囲気とお値段のバランスが絶妙でだいすきです。赤ちゃん連れ(うちはもう赤ちゃんいないけど)でも気兼ねなくいける上に、「特別感」がしっかりあって、お値段高すぎないって、実はなかなかない。ホテルもいいけどホテルはやっぱりちょっとここよりはお高い。もちろんそれも「特別感

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【4/15横浜戦◯】青木のヒットと大喜びのベンチと

頭を丸刈りにした青木は何度も何度も何度も粘り、12球目をとうとう、レフトに打ち返した。19打席打席ぶりのヒットに、ベンチは大盛りあがりだった。ホームランを打った選手を迎えるようなテンションで、代走の渡邉くんと交代して帰ってくる青木を迎えた。 帰国後、初ホームランを打った青木をサイレントトリートメントで迎えたベンチを思い出す。あの時は間違いなくそれが、チームにだってプラスをもたらした。それは、大きな1点となってチームに入った得点だったから。だけど今回は、少し違う。それは、その

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