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ファジアーノ岡山 記事まとめ

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2024年3月の記事一覧

【ファジサポ日誌】100.大局観を持ちたい~第7節 大分トリニータ vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

耐えましたね。 ボールを持てる大分を相手に早い段階で退場者を出してしまうと、やはり一方的なゲームにはなってしまいます。 そんな中で、途中から勝点1も視野に入れたゲーム運びに見えましたファジアーノ岡山は、ある意味ねらいどおりに勝点1を手にすることが出来ました。 客観的にみてもホーム大分の方に敗北感が残るゲームであったと思います。 岡山としてはよく頑張りましたし、選手を称えたいと思いますが、J1昇格を目指す上では、このようなゲームから課題を抽出することが重要で、課題の分析から

J2第7節 大分トリニータvsファジアーノ岡山 レビュー 【0-0】

またしても10人の試合に クラブ初の5連勝を達成すべく迎えた大分アウェイでしたが、またしても退場者を出す厳しいゲームとなりました。前半はどちらかといえば岡山の方がチャンスを作っていたので、後半どこかで先制して勝ち切りたいところでしたが右WB柳(貴)が一発レッドで退場と。いわき戦に続いて後半の長い時間を10人で戦わなければならない展開に。大分にボールを握られる状況でしたが、なんとか耐えてドロー。勝点1を得ました。これで2月、3月は無敗。上位陣も軒並み足踏みした節となったので首

クラブ理念「子どもたちに夢を!」と、私

ファジアーノ岡山が大切にしている理念「子どもたちに夢を!」 今回は、クラブ理念が刻まれた石碑を眺めながら考えたことを記事にします。 改めて読ませてもらうと、別に選手やクラブスタッフだけの理念じゃないんですよね。 「子どもたちに夢を!」は、このクラブに関わる全ての皆さまにとっての『あるべき姿』とのこと マラソン大会で、ファジTシャツ着用で走っている私に、 沿道から『子どもたちに夢を!』って声をかけてくださる方もいらっしゃいました。 それくらい、ファン・サポーターにも浸透して

2024前半|亀のように堅く、ウサギのように躍動する|大分トリニータの解説

第6節 栃木 vs 大分 の試合から大分トリニータの特徴をまとめました。 大分トリニータの歴史と今年の状況1994年に「大分フットボールクラブ(大分トリニティ)」として誕生したクラブチームは、1999年のJ2加盟時に現在の「大分トリニータ」となった。 クラブ名の「トリニータ」は、イタリア語の「Trinity(三位一体)」と「大分」を掛け合わせた造語だ。三位一体とは、「県民」「企業」「行政」のクラブ運営の3本柱を意味する。 マスコットは、カメをモチーフとした「ニータン」だ

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2024ファジアーノ岡山にフォーカス14『 ≫≫対ポゼッション~時間を巡る攻防~≪≪ 』J2 第7節(A)vs大分トリニータ

1、クラブ名鑑~大分トリニータ~  全文無料公開。スキーやフォローや、購読などをして頂ける記事を目指しています。一人でも多くの方に読んでいただけると嬉しいです。 2、注目ポイント  大分は、3バックではなく、今季は4-4-2を採用している。今節は試合はじっくり観ることができていないので、具体的な言及こそ避けたいが、軽く観た中では、DFラインの繋ぎの所で、ボールロストするシーンが見受けられたので、まだ現メンバーでの完成度は、そこまでも高くないかもしれない。  ただ、それ

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【観戦後の雑感】2024 J2第7節 大分×岡山

皆さん、こんにちは。 第7節は引き分け。 リーグ戦5連勝は、お預けとなり残念ではありますが、1人少ない中で守り切り、6節までの2位と3位が負けたため、勝ち点をじわりと広げる結果となりました。 個人的には、5連勝を逃したことはもちろん悔しいのですが、それよりも先行するアドバンテージってここまで大きいのかと感じています。どこかでジンクスを破っていきたいという欲がある一方、やはりベースは「粘り強くやっていくこと」を強く感じた1戦を振り返ります。 寸評 試合は、序盤から岡山が攻勢

2024 J2第6節 ザスパ群馬 VS ファジアーノ岡山 の雑感

 藤枝戦、水戸戦、そしてこのザスパ群馬戦と、3試合続けて複数試合勝ち無しのチームとの対戦となったファジアーノ岡山。だからと言って簡単な試合なんてのは一つもなく、この試合もご多分に漏れず難しい試合となりました。お互いの型がなかなか崩れない我慢比べの中で、それでも自分たちのやるべきことを崩れずに続けた先にあったのは、「ブラジル人のスーパーなクオリティ」というご褒美でした。 スタメン 両チームのスタメンはこちら。 可変する群馬へのぶつけ方 自陣からボールを保持して地上戦で前進さ

【観戦後の雑感】2024 J2第6節 群馬×岡山

皆さん、こんにちは。 本日の試合も、劇的な勝利を収め、ファジアーノはリーグ戦4連勝(公式戦5連勝)を達成。開幕からチームを支えていた岩渕選手や田部井選手がメンバー外の中、今節は、太田選手、シャビエル選手、吉尾選手がメンバーに入りました。 今年の岡山は、選手層が厚い。多くのサポーターが開幕から、そう感じていたと思いますが、本日の試合は、それを証明したものとなったのではないでしょうか。そんな第6節を振り返ります。 寸評 前日は、X上に雪景色の本日の試合会場の写真が流れるなど、

【ファジサポ日誌】99.ミラーゲームの勝敗をわけたモノ~第6節 ザスパ群馬 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

タイトルを入力しながら無意識に「クサツ」と打っていた自分がいた。「草津」が「クサツ」に変わり、ついには「クサツ」が無くなった。 この日のDAZN解説を務めた柱谷幸一さんも無意識に「クサツ…」と述べている場面があり、このクラブにおける「草津(クサツ)」の物語は未だに強烈な刷り込みになっていることを再認識する。 「クサツ」を敢えて外した事情、経緯はネット記事程度での情報は得ているが、深いところは分かり得ないし、他サポがとやかく述べることでもないので言及は避ける。しかし、これも地

J2第6節 ザスパ群馬vsファジアーノ岡山 レビュー 【1-2】

「苦戦して勝つ」は最高の栄養分 ここまで3連勝で首位をキープしているファジアーノ岡山。3連戦の最後はアウェイ群馬戦ということで、あまり得意ではない北関東アウェイ。しかも群馬は現在のところいまだ勝ちなしの最下位と。これまでの岡山であればこの辺でコロッと負けてしまって、相手に今季初!とかプロ入り後初!とかめでたい勝利をプレゼントしてしまいそうな状況が整っていました。 が、今年のチームは勝負強い!メンバーを入れ替え、トップフォームとはやや勝手が違う中でも勝ちながらチームの練度を

第6節群馬戦 ついに始まる英雄の物語

なんと目覚めのいい朝なんだろう! こんな日はコーヒーでも飲みながらこの noteを書きたい 興奮が抑えられないとは昨日みたいな試合を見たからだろうか? 普段だと木曜日にブログの更新をするのだが、 早くこの興奮を残しておきたくて、書き出した次第です。 先発この試合は本当に面白い試合だった。 まずこの先発見てもワクワクする ついに太田のJデビューしかもいきなり先発 そして仙波の先発多分前の試合で田部井が前半で退いたのは そいうことだろう そして阿部の復活 グレイソン下げてルカ

【レビュー】『逆境を跳ね返す力』~第6節ザスパ群馬VSファジアーノ岡山~

試合結果スタメンマッチレポート90+4分の劇的弾。芯の太さを感じる逆転劇。 前半は首位の岡山が最下位の群馬のビルドアップに苦戦した。岡山が3トップでプレスを仕掛けると、群馬はボランチの風間と天笠がその間から顔を出して縦パスをレシーブ。3バックと2ボランチで前後左右にパスを出し入れしながら前進していく。ハマらない岡山は藤田と仙波が前に出て相手ボランチを捕まえに行くも、今度は群馬が右WBの田頭が内側に入ってきたことで3ボランチ気味になり、中盤で数的不利を強いられる。さらに藤田

2024ファジアーノ岡山にフォーカス13『 本質を見極めるキヤマアイ~着眼大局~ 』J2 第6節(A)vs ザスパ群馬

1、挑戦と無謀の狭間~決断~  この試合で語るべきポイントは、メンバーをどこまで変更するかであったと思いますが、この日の岡山は、前節から実に6人スタメンを変更した。中でも最も注目されたのは、この試合がプロデビュー及び初スタメンとなった11番 太田 龍之介 選手であることは間違いない。44番 仙波 大志 選手も今季初スタメン。99番 ルカオ 選手も途中出場を続けているが、リーグ戦でのスタメンは初である。88番 柳 貴博 選手と18番 田上 大地 選手、4番 阿部 海大 選手が

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2024前半|草津温泉のように熱く、群馬の戦うスピリッツ|ザスパ群馬の解説

第4節 群馬 vs 愛媛 の試合からザスパ群馬の特徴をまとめました。 ザスパ群馬の歴史と今の状況1995年に「リエゾン草津」として誕生したクラブチームは、2002年に現在の「ザスパ群馬」となった。 2012-2023シーズンは「ザスパクサツ群馬」で統一されていたが、リブライディングのために2024年より「ザスパ群馬」に呼称を戻している(チーム名は「ザスパクサツ群馬」のままなのでややこしい)。 クラブ呼称の「ザスパ」は、英語の「The spa(温泉)」を意味する言葉であり

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