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ファジアーノ岡山 記事まとめ

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2022年8月の記事一覧

J2でもっとも美しい山形のパスサッカーは軽やかにフィールドを駆け抜ける|J2琉球vs山形戦の考察

モンテディオ山形について1984年に活動を開始。1999年よりJ2に参入しており、2009-2011、2015シーズンにJ1を経験している強豪チームだ。2017-2019シーズンに木山隆之監督も指揮をとっている。 モンテディオはイタリア語の造語で「山の神」を意味する。今季は12勝9敗10分と勝ち越しており、現在J2の9位からプレーオフ圏内を狙っている。マスコットはカモシカのディーオ。 J2FC琉球vsモンテディオ山形戦の考察ハイライト 前半8分 琉球が右サイドの大外から

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J2第33節 群馬vs岡山 90分観戦メモ

この観戦メモは私ゼロファジが試合を見直して観察したこと・解釈したことを時間順に列記したものです。ぱっと見では見逃してしまう大事なポイント、サッカーを学ぶ上で知っておきたいことなど、見るべきポイントを可能な範囲で抜き出しています。これを手元に置いてコメントを読みながらもう一度試合を見直してみてください。とくにサッカー観戦に不慣れな方にはそれまでとは違った観戦体験をしていただけるんじゃないか?と思います。 ※なお「もっと詳しく知りたいよ!」という方には、質問を受け付けています。

2022ファジアーノ岡山にフォーカス28 『 漢気と前進 』J2 33節 群馬 vs 岡山(Away)

2022 J2 第34節 Away ザスパクサツ群馬 vs ファジアーノ岡山 『 漢気と前進』  試合が始まるまで、どういったメンバーで、この試合を始めるのか。また、どういった形で、試合に入っていくのか。誰もが予想できない試合であった。試合後のインタビューや解説者の情報錯綜や、私自身も把握まで少し時間かかった。変幻自在に羽ばたく雉が、群馬の地で、久々に勝利の風に乗る事ができるかどうか、苦戦必至の一戦を振り返っていく。 1、木山マジック 水曜日に試合があるため詳細なメンバー

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【ファジサポ日誌】20.計画的勝利~第33節vsザスパクサツ群馬~

こんにちは! 「子供に芸人さんの真似はあまりさせたくないけど、錦鯉の長谷川さんの真似は大きな声で挨拶をしているだけだから、別にいいかなと思っている。」という(趣旨の)お母さんたちの会話を、最近全く異なる場所で2回も耳にしました。 長谷川さんの「こんにちは!」は挨拶だけではなく、そこから展開される漫才への強力な導入だと思っていますが、今回のアウェイ群馬戦にもサポを引きつける強力な導入ワードが登場しました。 「岡山銀行」 群馬番ライターさんがプレビュー記事で用いたようです。

【レビュー】『采配と伝統』~第33節ザスパクサツ群馬VSファジアーノ岡山~

試合結果スタメンマッチレポート両指揮官の采配合戦。個の力を引き出した木山監督に軍配 両監督の采配が激しくぶつかり合った一戦は、J通算448試合の木山監督に軍配が上がった。 前節に引き続きコロナウイルスの影響で主力を欠く岡山は[3-5-2]でスタート。2トップを組むデュークと齊藤へロングボールを蹴り込み、こぼれ球を拾って主導権を握っていく。また、[4-4-2]の群馬に対して後方で数的優位を作ってパスを回すと、WBの成瀬と宮崎幾が深い位置からクロスを供給してゴールに向かった。

『アウェイ群馬戦の展望』について語り合うファジサポのAとB

B「あのさあ」 A「お、どした?」 B「こんどのアウェイ群馬戦どうなると思う?」 A「大事な試合になるな」 B「残り11試合になってきて、いよいよクライマックスだなあと思うと次の試合が待ちきれなくてさ」 A「うん」 B「試合観る前にAに見どころを聞いとこうと思ってさ」 A「そういうことね」 この試合の立ち位置 B「もう負けられないよね?」 A「そうだね。前節の敗戦で上位2チームとの勝ち点差がかなり開いたからこれから自動昇格を目指すためには、大型の連勝が欠か

ふたつの戦術でカウンターを狙う群馬の若獅子は上位チームを喰らう|J2群馬VS仙台の考察

ザスパクサツ群馬について1995年に活動を開始。2005年よりJ2に参入しており、2018-2019シーズンこそJ3降格するもののほとんどをJ2で過ごす闘い慣れたチームだ。今季は8勝18敗6分と負け越しており、現在J2の20位に低迷しているが新加入選手の躍動により前節は3位仙台相手に勝利している。マスコットは獅子舞の湯友(ゆうと)。 ハイライト前半10分 仙台がDF陣でパス交換をしているところ、28長倉がハーフウェーラインから前線に飛び出してCB間のボールをカット。ノーマー

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横浜FC vs 岡山 観戦メモ

どうも、ゼロファジです。 ※基本的に岡山サポーター向けですが、横浜FCサポーターの方も十分に楽しんでもらえると思います。ただ、岡山びいきな語り口になるのでそこはスマンやで。 0:28 いきなり幾笑のクロスからデュークへ クロスも悪くなく、デュークもフリーだったので これが決まっていたら奇襲は大成功だった 1:34 たぶん、「岡山は3バックだぞ!」と言ってそう 2:19 亀川はSBの選手で、ドリブルがある。 運べるCBはプレスを一人でいなせるので 捕まえるのが難し

『木山監督とバイスはなにを語ったのか?』について語り合うファジサポのAとB

B「あのさあ」 A「お、どした?」 B「横浜FC戦みたでしょ?」 A「もちろん、みたよ」 B「悔しいよね・・・」 A「悔しいね。ビッグマッチだったし、直前にあんなことがあったし」 B「でもさ、試合観ててなんかこう・・・胸に来るものがあった。うまく言葉に出来ないんだけど。すごいもの観たなって」 A「サッカー観てるとたまに勝敗だけじゃなくて、なんかエモーショナルなもんを見せつけられたな!ってときがあるんだよ」 B「ほんとだね。なんか誇らしかった。チームが」 A「

【ファジサポ日誌】19.非常事態の中で光ったモノ~第32節vs横浜FC~

こんにちは。 普段のレビューは原則ホーム戦に限定していますが、8月はそのホーム戦もわずか1試合。しかし、クラブはJ1昇格に向けて大事な試合を多く抱えており、その戦いぶりを記録する必要性(自分が記憶したいが正解か?)から今回は例外として、首位横浜FC戦をレビューすることにしました。 (※タイトル写真は以前横浜を訪ねた際に撮影しました。横浜スタジアムです。サッカーの記事なのに競技が異なりすみません。) 首位横浜FCとの戦前の勝点差は9。12試合を残す状況で、優勝、自動昇格をねら

【悔涙】遠征に行ってきた件について【in横浜】

2022.08.20 【リベンジマッチ】 いきなり嫌な記憶を思い出す事になる。大変申し訳なく思う。ただ触れない訳にはいかない。 あれは2019年6月、アウェイの横浜FC戦。レアンドロ・ドミンゲスやイバなど強力なFW陣を擁し、その年昇格した横浜FCに1-5と完敗。推しの中野誠也が得点をあげ一矢報いたが、それ以上に攻撃力で上回られてしまった。かなりしんどい試合で、試合後は夜風にあたり、シュウマイとビールを駆使し頑張って記憶を消去した。(しかしせっかく記憶から消したのに、Goo

【レビュー】『緊急事態で示した総合力』~第32節横浜FC VS ファジアーノ岡山~

試合結果スタメン マッチレポート総力戦で挑んだ岡山。肉薄するも首位に敗れる 岡山は堂々と戦った。“打倒首位”を掲げたチームはアクシデントに屈することなく、全員で横浜と互角の戦いを演じた。しかし、勝利を掴むことができずに痛い敗戦となった。 1位・横浜を倒して自動昇格圏との差を縮めたい4位・岡山だったが、試合当日に6選手がコロナウイルスの陽性者になったため、これまで出番の少なかった選手たちが緊急出場する総力戦で挑んだ。 [3-4-2-1]を採用した岡山は劣勢を強いられる。[

2022ファジアーノ岡山にフォーカス27 J2 第32節 横浜FC vs 岡山(Away)『 無情の結末と滾る決意 』

2022 J2 第32節(Away) 横浜FC vs ファジアーノ岡山 『 無情の結末と滾る決意 』  32節の開始前地点で、勝ち点差は9。勝利することができれば、6点差に迫り、追いつく事も視野にできた重要な試合であった。しかし、横浜FCと群馬の試合は、台風で延期となった影響で、中3日で、この試合を迎えることとなった。岡山も、15日にトップチームに陽性者が出てしまっていた。  これで済めばまだ良かったのだが、恐れていた事態が起きた。試合当日に6人の陽性者が追加で出てしまっ

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ファジアーノ観戦記 2022年8月20日 横浜FC戦

1位と4位の上位対決直前のアクシデントこれまでファジアーノを観戦するときは、優勝や昇格、降格とは関係のない状況で、気楽に見ていました。なので、自動昇格の可能性がある状況での上位対決を直接見るのは初めて。今までにない緊張感がありました。 が、当日になって、悪い知らせが。 とうとう来たか、と思うと同時に、何故このタイミングで?ファジアーノがなんか悪いことした?と神様を恨む心境に。しかも、今日は柳選手が出場停止で出られないのに。私のテンション下がりまくる。スタメンが発表されて恐る